こんにちは、
Arion(アリオン)ランニングクラブ(広島)代表の
有村尚也です。
2/8(土)は、
〜理論を知ればもっとランニングが楽しくなる〜
「初心者でもわかる走り方講座」
を開催しました。
走るという行為は、
人間であれば
「それなりに」
できるものです。
ただ、この
「それなりに」
というのが厄介で、
乱れた効率の良くない走りでも
一定の体力や我慢強いメンタルがあれば、
長い距離も走れないことはない。
でも、
例え長い距離を走ることができても
そのうち、身体が悲鳴を上げてしまいます。
アライメントが崩れた状態で、
動きを繰り返せば、
関節、靭帯、筋肉、腱...
あらゆる部品が傷ついてしまうのは
想像に難しくないことでしょ?
「フルマラソンを完走するために
月間何キロ走った方がいいんですか?」
そりゃ長い距離を走るに越したことはありませんよ。
「走った距離は嘘をつかない」
かつてのメダリストでこのような発言をしたランナーもいましたが、
その言葉に偽りはないでしょう。
でも、
崩れた身体、崩れたフォームで
長い距離を走っても
スタミナはついたとしても
身体は傷ついていくわけで、
そうなれば、
「月間200キロ走ったけど
本番は膝が痛くなって完走できなかった。」
そんな風になってしまいかねません。
だから、
極端な言い方かもしれませんが、
質の悪い動きで月間200キロよりも
質の良い動きで月間100キロ。
月間200キロ走って、あちこち痛くて薬漬け...よりも
月間100キロだけだけどコンディションは良好!!
その方が断然いいと思います。
長い目で見ても。
健康的という観点からも。
月間100キロで、壊れなかったら
120キロ、150キロ、200キロ...
コンディションを保ちながら、
質の良い動きで距離を少しずつ上積みしていけばいいんです。
そのうち記録もついてくるはずですから。
キロ何分で走るとか
月間何キロ走るとか
数値を活用することはいいことですが、
そこばかりにフォーカスして振り回されるよりも、
もっと基本的な、
日々の体調管理、身体つきやバランス、安定度、
力みのない動き 等々
そん辺りにフォーカスできるようになれば...
ただ走タイムが速くなるのではなく、
健康で、スタイルも良く、所作も美しい...
あなたそのものが磨かれるようになると思いますよ。
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