レース中に「ケガかな?」と思ったときにとるべき行動 | 「Arion式ランニングメソッド」ブログ 広島

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10000人以上のトレーニング指導から生まれた初心者からでもフルマラソンを完走できる独自のメソッドを時に動画を交えてご紹介。
また、イベントやレース報告など、Arionランニングクラブの活動もご報告します。

こんにちは、

広島でランニング教室を主催しております

ランニングコーチの有村尚也です。

 

2/5(日)のレースで、

 

左のふくらはぎ(おそらくヒラメ筋)

 

を傷めて、10日目。

 

※診断を受けたわけではないですが、いわゆる肉離れ。

 

肉離れと言っても、筋肉が骨から離れたわけではなく、軽度の筋損傷ですよ。

 

 

ようやく、ジョギングができるレベルになってきました。

 

 

今回から2回に分けて、

 

受傷してからこれまでやってきたこを振り返ってみます。

 

一例ではありますが、

 

今後皆さんが、筋肉系のトラブルを起こした時に

 

「こんな風に対処すればいいのか」

 

と少しでもイメージを膨らましてもらえればいいかなと思います。

 

 

僕が受傷したのは、

 

ハーフマラソンの約15キロ地点。

 

筋肉痛とか、痙攣だとかというレベルではなく、

 

嫌な感じの痛さ。

 

着地の度に痛みがあったので、

 

本来であればこの時点で(今後のことを考えれば)、

 

「棄権した方が賢明」でした。

 

※判断が難しいですが、

 

皆さんは、

 

「棄権した方がいいかな...」

 

と思ったら、棄権する方を選んでくださいね。

 

 

何とかゴールにたどり着いた後は、

 

今回一緒にエントリーした友人のゴールを待っていました。

 

あとで思えば、

 

この時点ですぐに救護室へ直行するべきでした。

 

ここでの判断ミスがなければ、

 

もう少し早い段階でジョギングを開始できたかもしれません。

 

皆さんも

 

「ケガかな?」と迷っていたら、すぐに救護室へ足を運んで、

 

事情を話してくださいね。

 

 
友人がゴールしてから、
 
寒さもあったので着替えをすまし、救護室へ。
 
ところが、救護室がどこだかわからず、
 
右往左往。
 
※万が一のために、救護室を事前に調べておくべきですね。
 
 
要約救護室に辿り着いたと思ったら、長い行列。
 
※救護室というよりは、整体師がたくさんいるテント。
 
 
そのほとんどが、救護というよりは、
 
「マッサージを受けたい」
 
という方々。
 
「急性のものとそうでないものを分けて欲しいよな...」
 
と思いつつも
 
「まあ、たくさん参加者がいる大会だし、
 
命まで別状はないから仕方ないか...」
 
と思い、順番待ちの列に。
 
 
幸い、順番を待っているときに
 
「アイシングが必要な人はいませんか?」
 
という声があり、
 
手を上げて氷をいただき、即アイシング。
 
すぐに「アイシングできるものはありませんか?」
 
と聞けば良かったと反省。
 
※皆さんも救護室で渋滞待ちするようであれば、
 
アイシングできるか確認しましょう。
 
急性のケガは、冷やして悪化するものはありません。
 
 
何とか順番がきて、
 
指示どおりの整体師の方のところへ。
 
調査票には、
 
「恐らく肉離れ」
 
と記載したのですが、
 
何やらいじくり回された挙句に、
 
細いテーピングを。
 
内心は、
 
「もう一度しっかりアイシングをして、
 
圧迫のテーピングをしてくれんかな...」
 
と思いつつも、
 
「この人に要求するのはムリかな...」
 
と感じ、
 
その人の思っているままの処置を受けました。
 
 
「立ってみてください。楽ですか?」
 
と聞かれても、
 
「急性期なんだから、そんなゆるゆるテープじゃ意味ないじゃろ。」
 
と思いつつも、
 
「これ以上、ここでの処置は難しい。」と思い退散。
 
この場面でも、
 
圧迫用のテープがないか確認して、
 
もらって自分でやればよかったと反省...
 
 
この後は、
 
足をひきづりながら、
 
電車では立ちっ放しで揺られながら、
 
何とか帰宅。
 
 
帰宅後は、
 
一通りの片づけが終わったら、
 
即アイシング(足を高くしてね)約20分。
 
 
この日は、疲れを癒すための
 
「湯船にゆっくりつかる」
 
ことを我慢して、シャワーで汗を流し、
 
再度アイシング。
 
帰宅後だけで、
 
アイシングを30分毎くらいに
 
3回ほど行いました。
 
※皆さんも急性のケガの時は、
 
ゆっくり湯船に浸ると炎症が悪化する可能性が高いですから、
 
サッサとシャワーを浴びる程度にしておきましょう。
 
また、アイシングも一度だけでなく、
 
できる範囲で繰り返した方が、
 
回復も早くなります。
 
 
当日のやったことはこんな感じでした。
 
 
ご存じの方も多いと思いますが、
 
急性のケガで大事なことは、
 
できるだけ早急に
 
「RICE処置」を行うこと。
 
※RICEとは、安静(R)、アイシング(I)、圧迫(C)、挙上(E)の
 
頭文字をとったものですね。
 
 
これが基本の「き」です。
 
今回、僕がとった初期対応は、
 
後手後手に回ることが多く、
 
トレーナーとしては反省だらけです...
 
 
下記、レース中に「ケガかな?」を思ったときに
 
とるべき行動をまとめました。
 
万が一のことが起こったら、
 
少しでも実践できるといいですね。
 
①レース中に「嫌な痛さ」を感じたら、棄権する。
 
可能ならゴールまで連れて帰ってもらう。
 
もしくは、交通機関で戻る。
 
②会場に戻ったら、即救護室に向かい、
 
(事前に救護室の場所を把握しておく。)
 
担当者に、「アイシングしたいんですが」と告げる。
 
しっかりRICE処置をしてもらえるトレーナーであれば任せる。
 
氷がもらえれば(多分氷くらいは用意されている)、
 
自分で幹部に当てて(できれば、幹部を高くして)20分ほど我慢する。
 
③アイシング後、テーピング処置をしてもらえるようであればお願いする。
 
テーピングが難しいようであれば、できるだけ早急に帰宅して、
 
アイシングを繰り返す。
 
(テーピングは、知識のある人にやってもらった方が賢明です。)
 
④当日(状態によっては、2,3日)は、湯船につからずにシャワーで済ます。
 
⑤翌日以降もできる範囲で、炎症(腫れ、熱感など)が治まるまで、
 
アイシングを繰り返す。
 
※炎症が治まってもアイシングは悪くないし、回復を促進するので、
 
続けてもいいです。
 
 
ざっとこんな感じです。
 
完璧には難しいけど、できる範囲のことをやっていきましょう。
 
それが、後々のランニング復帰を早めてくれます。
 
 
近日中に、炎症が終わった後の
 
ランニング復帰までについて記事をまとめますね。
 
 
 
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