令和5年、最終日。
以下、例年とほぼほぼ同文です。
そして、あいかわらずの長文です。
今年も1年間、当店にお立ち寄り頂きました皆さん、どうもありがとうございました。
「初めての買い物」をするというちびっ子から、僕と同世代の方、またご年配の方まで、ほんとに幅広い世代の方々に立ち寄って頂きました。
お客さんとつかの間のひとときではありましたが、同じ時間を共有し育むことができとても楽しかった1年間でした。
僕の中での今年一番大きな出来事はなんといっても、
今まで9年間かけて、雨の日も雪の日も、台風の日も酷暑の日も穏やかな日も、大切に耕し「育ててきた」出店先を、後から取ってつけたような理由で、契約をスパンッとあっけなく刈り取られたことです。
僕としては、先方の条件を決してのむことはできず、ほんとにただただ悔しい出来事となりました。
現地の多くの顔なじみの方、長年お世話になってきた現地関係者の方と築き上げてきた「信頼関係」「実績」そして、なによりも「ご縁」が切れてしまったことが無念です。
当店に以前からいらして下さっていたお客さんは、インターネットをしてない方も多く、また普段は徒歩やバスなど自家用車を使用しない方も多くいらっしゃいました。
だから、買い物ついでに見かけたら必ず立ち寄って下さったり、次回の出店予定をご自身の手帳やレシートの裏側、またスタンプカードの余白にメモしていく方も多くいらっしゃいました。
この些細なひと手間はとてもありがたいことでした。
僕も帰り際に口酸っぱく、「来月は何日だよー。」って念を押したりしてさ。
それはそれで僕もお客さんも楽しんでいたことでもありますね。僕は顔なじみの方とおおいに楽しませて頂いておりました。
買って下さるのは素直に、もちろんほんとに嬉しいです。ありがたいことです。
でも、それ以上にお客さんとのおしゃべり、地域のリアルな情報をお聞きするのが、僕にとっては楽しく、とても有意義なひとときでした。
あの人、あの方、あの御婦人、あの少年…あの女の子、皆また僕を見つけてくれるだろうか。
皆さんにどこか目につきやすいところで、今後も代替地を探していきます。
今年は大きく悔しい出来事と、また大きく素敵な出会いもありました。
これについては、別ページで記したいと思います。
今年1年間を通し、イベント主催者の方、また場所を提供して下さった方にはほんとに感謝しております。
場所を提供して下さり、販売する機会を作って頂き、僕らは初めて土俵に立つことができ”勝負“ができることを今後も決して忘れないようしないといけません。
また、もちろんその場に立ち寄って頂いた多くのお客さんもどうもありがとうございました。
1月~2月は例年通り、車両継続検査・整備(今回は大手術の予定です)や成績表作成のため営業日数は少なめです。また営業範囲もだいぶ狭まりすが、皆さんご理解のほどをどうぞよろしくお願い致します。
新年もまた
「紀ふう屋」を育て
自分自身もひとりの人間として成長していきたいなと思います。
今年お世話になった
お客様、出店先ご担当者様、同業関係者様、各お取引先様、
そしていつも支えてくれた家族。
多くの皆様、今年も1年間どうもありがとうございました。
新年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
来年、新しく出会う皆様。
初めまして、紀ふう屋です。
紀ふう屋のテーマ
「育」
令和5年12月31日
12月になると父を思い出す