Istanbul 5 (SABASAND) | Kifak

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パリ時代が懐かしくてねぇ

ガラタ橋をカラキョイ方面へ渡るとフィッシュマーケットがある、その辺りにサバサンド屋台が、あったあった。

これは屋台というか、トロ箱を重ねただけの簡素な台。

盛りだくさんの野菜サラダに、素焼きされて平積みのサバ、もう約束されたも同然。

そのサバを提供前に炭火で炙って骨も取り除いて、丁寧な仕事だよ。パンは、これはユフカというトルコの平焼きパンだろうね。

このユフカの上にサバを乗せてたっぷりの野菜を被せ、スパイスや何か粘度のあるソースを振りかけて、巻いてもう一度炭火で炙る。仕上げになんと醤油をパンに塗って、さらにスパイスを振りかけて完成。いやはや手が込んでる、向こうとは雲泥の差だ。

うんま!さっき振りかけていた粘度のあるソースは多分バルサミコ?もしくはザクロ由来のソースかな?甘酸っぱい味がサバに合う。ユフカも美味いしサバも脂が乗ってる、野菜はシャキシャキ、スパイスがビッと引き締めて、焦げた醤油の香ばしさよ。え、なんで向こうとこんなに違うの⁈

これこそが工夫だよね。美味しくするためにあれをこうしようこれをこうしてみようと少しづつ工夫を重ねることは大事だよ。ホントに美味しい!日本でやったら流行るんじゃない?そんなに甘くはない?

ふぅ〜、とりあえず一回落ち着こうか。