学生時代は授業で
「へー、そうなんだー」程度で聞き流していたコトが
ある意味、当事者になって
「あ、こういうことかっ!!!」と実感を持てると、
折角、早くに学んでいたのに、ぜんぜん気付かなかったよ…と、
なんだかとても損したような気になったりします(笑)

先日、脳科学者のお話を聞かせていただいていて、
「その話、児童心理学の授業で聞いた記憶ある…」
という、実験の話がありまして。
もう、二度と忘れず、今後の子育てに生かせるよう、
メモ代わりに記載。
おおよそ、こんな感じの話です。



知能検査を受けた子供50人くらいを、平均点が同じの二つの集団に分けます。
そして。
Aチームの子供たちには、一人ずつ個別に、できた結果や賢さを褒めます。
「きみ、すごいね、○○点も取れたよ、きみは本当に賢い子だね」


Bチームの子供たちも、一人ずつ個別に、取り組んだ努力を褒めます。
「○○点だったよ。よく、がんばってこの問題まで取り組めたね。ここまで頑張れるなんて、きみはすごいね」




さて、この子ども達を再び一つの集団にして、
2種類の問題を提示します。
この時、事前に問題の傾向について、子供達に説明します。
1の用紙の問題は、とても簡単だから、きっと君たちならすぐにできてしまうよ。
2の用紙の問題は、すごく難しい問題だから、できない人もいるよ。
そして、どちらか一つの問題を解くように指示します。


Aチームの子ども達は、8割以上がすぐできる簡単な問題を選択します。そして、安易に前回同様かそれ以上の点数になります。

Bチームの子ども達は、ほぼ全員が難しい問題を選択します。そして、最後までやろうと一生懸命に取り組みます。点数は、それぞれです。



しかし。
この褒め方を何度か行うと、二つのグループは、明らかな傾向の違いが出てきます。

賢さを褒められたAチームの子ども達は、良い結果を維持しようとして
安易な問題へ、より簡単な問題へ、と、面倒なことは避ける傾向が現れます。


努力を褒められたBチームの子ども達は、その頑張りや努力を発揮するために
より難しい問題へ、より難問へ、と、面倒なことにも意欲を持って向かおうとする傾向が現れます。





しばらく期間を置いたのち、
最初と全く同じ知能検査を、この約50人に受けてもらいます。
すると、

Aチームに所属していた子供は平均20%の得点低下がみられました。…つまりIQが下がっていたってコトですね…

Bチームに所属していた子供は平均30%の得点増加がみられました。つまりIQが上がっていたというコトですね…

さて、この二つのグループの差は…
-20と+30だからぁ……(((( ;°Д°))))




物事を褒める時には、どのポイントを褒めるかも、けっこう重要、というお話。
うん。
できるだけ、物事の結果に至る過程や、取り組んだ姿勢を褒めるようにしよう…と再確認したひとときでした。