日本語において「はひふへほ」は特別である。


古典の基本として、「はひふへほ」は時に「わいうえお」と発音する。
難しい、と多くの人が言うけれど、その人たちも、この名残を普通に使っていることに気づかない。
現在「は」と「へ」については、消えることなく「わ」と「え」の読み方が残っているのだから。

例文[私、山 いきました。]

なぜ、「は」を「わ」と読むのか。
なぜ、「へ」を「え」と読むのか。

説明できるけれど、子供に説明するのは難しい。というか、知っているから難しい(笑)
小学一年生になった上の息子に、どう説明したものか…。
まさか、「音声言語学ではね…」なんてやることできないし(笑)

「はひふへほ」には、濁音だけでなく、唯一「ぱぴぷぺぽ」が存在する。
発音的には、「ぱぴぷぺぽ」の方が大先輩だったりする。
もともとは「母」を「ぱぱ」と発音していた日本語。

まあ、日本語といっても、
ただ単に、朝廷をうちたてた勝者である部族が使っていた言葉であって、
太古から日本列島が一つの言語で統一されていたわけじゃないことは、ちょっと考えればわかりそうなものだが。
もともとは、共通語としての、漢字・漢語だったんだよね。

なーんて、息子の宿題を眺めながら思った夕方。