IDシストレという名称について、ZAI ONLINEで取り上げていただき、多少注目していただいていますので、経緯などについて説明させていただきます。
この名称は
私の取引方法を、野村監督のID野球のようだというので、ダイヤモンド社の方が名づけてくれました。
気に入ったので、それ以来使わせてもらっています。
ダイヤモンド社の記事は右の<<掲載記事>>のリンクから参照ください。
1.何故IDシストレというのか
ポートフォリオの作成が、基本的に全て数式化されていて、全てデータによって決まるからです。
裁量の余地はほとんどありません。
まるで、ノムラ監督のID野球のようだというので、ダイヤモンド社の方に名づけていただきました。
2.ポートフォリオ作成の手順、考え方
次の3ステップで行っています。
野球の強いチームを作る手順と比較してみます。
以下のステップを毎月繰り返し、成績が悪ければ、選択式のパラメータにフィードバックします。
<<STEP1>> : 良い(選手、ストラテジー)を集める
【野球】
打率やホームラン、守備率などを数値化し、2年間程度、成績の良い選手を選ぶ
【シストレ】
獲得PIPSや、ドローダウンなどを数値化し、2年間程度の成績の良いストラテジーを選ぶ
<<STEP2>> : 個別チューニング
【野球】
選手ごとに、内角高めは苦手だから捨てるとか、
本人の気づいていない癖をデータを元に教えて、更に良い成績を得られるようにする。
※選手を改造するのではなく、ちょっと指示をして成績向上を狙います。
【シストレ】
過去の取引実績から、最適なストップ、リミットを割り出し、設定する。
計算上5,6%程度の向上が期待できる。
<<STEP3 >> : 特殊な状況の判断(中止、全決済)
【野球】
雷が近づいてきて危険だから試合(練習)をやめさせる。
球場の隣で事件が発生したから、試合(練習)を一旦中止する
【シストレ】
過熱状態なので、全決済する。 [数式化していて、裁量の余地はありません]
危険・緊急避難フラグがたったので、全決済する。[数式化中です。まだ、一部に裁量が残っています。]