笑う角には、しあわせきたるの* -8ページ目

笑う角には、しあわせきたるの*

適当に歩いてたどり着いた場所も、
私が向かうべき街まで きっと続いてるの。

必ず誰かに話したくなる心理学99題 (宝島社文庫)/岡崎 博之

¥660
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*出会い

人の心に興味を持ってきた。

難しい心理学の本に手を出したけど
専門知識が分からなくて読む気が失せる。

それでも関心の気持ちは変わらないから
もっと分かりやすいものはないかなと、手にした作品。



*この本はね!

心理学は、科学的な研究を通して人の心を分析し理解するもの。
人間が持っている先入観を心理学の知見を取り入れることで、
また違う捉え方もあると知ることができる本。

・ 幼少期心理編
・ 恋愛心理編
・ ビジネス心理編
この3つの分野で日頃意識しない行動や、身近な例をテーマに、心理学的に分析している。



*感想

短いのですぐ読み終えることもできるが、
日常と照らし合わせると、面白いことに気づく。

また、3つの分野が身近であり、
内容もよくあるシチュエーションがとりあげられているため、
大学の友人と本の内容をネタに話が盛り上がった。

読み進めると様々なテーマが在る。

例えば、
「鏡を見ないと無気力・無関心な子どもになってしまう」
「“すりこみ”を使うと親子のコミュニケーションは深まる」
「顔の左側に注目すれば相手の本音が分かる」
「女性は無意識のうちに成功することを拒絶している」など。

時には
「お母さんにおチンチンがないのを知り、男は露出狂になる」などの個性的なものもあった。

ではひとつ、あるテーマについて説明したいと思う。



恋愛心理編38“マイカップを持っていると恋は成就する”



ここでは同棲をしている人に4つの質問が出されている。

① あなた方はマイカップを持っていますか。
② あなた方は自分だけのクローゼットを持っていますか。
③ あなた方はベッドのどちら側で寝るか決まっていますか。
④ あなた方は歯ブラシを置く、等のプライベートスペースを持っていますか。

結婚につながるカップルは、この回答のYES率が高いという。
なぜなら別々の所有物を持つことで自分のなわばりを意味しているのである。
猫や犬のマーキングと同じ効果である。


やはり結婚となると、
ラブラブお揃いペアルックばかり持っているわけにはいかないと考える。

なんでも共有していても、互いにストレスフリーなのであれば文句はないが
生きている限り、人には生きやすさを追求できる人権があり、立場が在る。

同じ空間で生活するということで、人は相手の人権を簡単に侵してしまえる。

依存し合い、相手の声を遮断することも可能である。
相手の持つ価値観を受け止めている振りをし、当たり前に慣れ、時間が過ぎ、
お互いで見つけあい向き合う大切さを見失ってしまうこともあるだろう。

心理学的知見も一つの指標にはなりうるが、
人と人のコミュニケーションの中で、そればかりを頼っているわけにはいかない。

肝心なのは、
相手の立場になり、相手を相対的に認知すること。

心理学の本を読んでいて、
行動に対して“こうである”という心理学的見知は理解できた。

また、“こうである”と見なしてしまった理由をつくりあげる心の理論がたくさんあるのも分かった。

これからは、その理論を心でつくるプロセスの中で
何を注入すると変化することができるのか、
そしてどのような刺激でどのように変化するのかが重要となってくるのだろう。



こんな人にお勧め!

・ 心理テストだいすき!
・ でも、それより一歩深めたい。
・ 簡単に心理学って何か知りたい。
・恋人とうまくいかなくて悩んでいる。


つぎは、なにについてよもうかな。♪

お勧めな本、いつでもだいぼしゅ!
“ただ書くこと”
これがとても意味の在ることに気づいた。

それまでも本は読んでいたのだけど、
書評を書くことで自分の得た知識を整理できて、
どこが一番ぐっときたかを脳の中で探す。

読み終えた後、書評を書くために
さらっと繰り返してもう一度読み直す癖がつく。
それによって印象が更に強くなる。

そしてブログにあげて、
読んでくれたみんなに分かるようにと努めるために、
何度も何度も書き直すことで思考がどんどん昇華していく。

昇華していく過程の中でキーワードについて考える機会が増える。
更に何回か書いていくと、
どんなところを私自身が気にするかの傾向が自然と見えてくる。

時間が経ったら、自分の中でも変るんだろうな。



ちなみに、
今日は本を二冊読み終えて書評をあげたので、
よかったら読んでね^^

その合間の時間をぬって買い物とお掃除、お料理もチャレンジ!

お部屋はぴかぴか*
明日はおいしいお弁当をつくることができそーそー♪

大根と鶏肉の煮物、つくってみた♪
$笑う角には、しあわせきたるの*-大根

今は晩酌中です。ほっと梅酒だいすきー!

そろそろお風呂に入って、本読むカネ。

ピエドラ川のほとりで私は泣いた (角川文庫)/パウロ コエーリョ

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* 出会い

本当は世界的に有名な著者の代表作「アルケミスト」を読むつもりだった。
しかし、同居人の部屋が汚すぎて発見が困難。

そんなとき、ふいに出てきたのが今回の作品だった。



* 内容

この本はピラールという女性が、
幼なじみで世界を旅して回る彼に、自身が行っている講演会へ招かれたことをきっかけに再開を果たす。
久しぶりに会った彼は人々をいやす力を持つ修道士となっていた。
ピラールに起きた不思議な体験が基となり、
それまでの田舎暮らしを脱却し彼とともに旅をする選択をとる。
その日から起こる様々な出会いや宗教的体験を通して彼女の魂が目覚め、
成長していく姿を描いている作品である。



* 感想

集中しすぎて、4時間であっという間に読了。
大学がカトリックなことも手伝い、内容が入ってきやすかった。

彼がピラールに“他者の演習”という方法を間接的に語り、彼女がそれを実践する場面が在る。
その方法は、夜の静かな部屋で<今自分はここに居る>という認識をし、
その上でこの瞬間に“どう生きたいか”ということを想像するものである。
その際にピラールの中にいろいろな感情が出てくる。
今まで素直な気持ちを覆い隠し、それが現実的で有効であると考えてきた彼女であったが、
その想像を行った時、

・ 好奇心旺盛に、楽しく生きたい
・ 夢を見たい
・ 一瞬一瞬を濃密に生きたい、

などの想いが出てきて、
最終的に「私を愛してくれる男性を愛したかった」と出た瞬間、
それこそが自分のなりたかった女性像であると確信する。
その女性に自分がなりかわり、
それまで存在していた現実的で彼に対する愛情を警戒してきた“他者”が一気に
部屋の隅っこに追いやられる感覚を経験する。

“他者”は誰の心の中にも存在する

人は恋をすると、盲目になる、あるいは利己的になることはよく聞く話である。
それはここでいう“他者”の作用によるものだと考える。
他者は自分の中に潜み、これは馬鹿げていると人に思われそうなことを話すことを怖がる。
また、未来の愛を過去の苦しみのよって判断しようとする傾向もある。

なぜ人はこのような他者を住まわせ続けてしまうのか。
これらのようなものが心の中に在ることを許し続けてしまう側面を他者はもっている。
それは、他者は経験が豊かな上に口が達者であり、
相手に負のイメージを持たせつつ自分を守る方法のリスクヘッジを
すぐさま思いつく能力が高いからである。

更に他者の存在が厄介なのは、自分を守る方法に長けているため、
相手のことを考える能力が格段に低い。
そのため簡単に残酷なことを言ってのけ、やってのけてしてしまう点である。
他者の存在が強ければ強いほど危険を冒すことをせず、
自分の既知の範囲のみで満足していると思わせ続ける。

他者の存在が消えたとき、
先にも述べたように未知の世界に飛び込むことが容易になる。
その時にそれに対して宿命を感じる、
あるいは目的を見いだす力を持つことが他者に打ち勝つ方法であると考える。
自分で自分の素直な気持ちに気づき、それを大切にする。
それができなければ、いつまでも他者の声に惑わされることになる。
相手の声を本当の意味で理解することができなくなってしまう。


* まとめ

この本は、女性の変化、魅力によって人生の大きな選択をとる男性に起こっていく
両者の心理的変化を宗教的にとてもリアルに描いている作品である。

変化の中で女性が発揮する力を、著者は“女性性エネルギー”と表現しており、
このエネルギーがこれからの人類の変革には必要になってきていると記している。

一人の女性が持つ愛の癒しを求める力の、その愛の純度が高いほどすばらしい関係性が生まれ、
その小さくも見える二人の関係性がきっかけとなり、
たくさんの人々に影響力を、奇跡を与えていくのだと感じた。


*こんな人におすすめ!

・本当の愛を感じてみたい人w
・恋人との間に悩みがある人
・スピリチュアルな世界に興味が在る人
・旅人
・想像力が豊かな人
・聖書とか好きな人