笑う角には、しあわせきたるの* -2ページ目

笑う角には、しあわせきたるの*

適当に歩いてたどり着いた場所も、
私が向かうべき街まで きっと続いてるの。

梅雨ですね。
みなさん体調の方はいかがでしょうか。

私は鼻水がとまりません。。
(x_x;)

$笑う角には、しあわせきたるの*


そんな私は最近
「二人暮らししてていいのか」という疑問が
堂々巡りでした。

前の記事等を見ていただいていた方は
ご存知だと思いますが、
なにせノリで始めた二人暮らし。

大学生らしからぬ、
結婚を見据えて付き合うという形態。

周囲からは「何を考えているのか謎すぎる」という
声をかけられることもしばしば。

それに加えて、最近彼のお父さんに

「もっと遊べ!辛いなら別れちゃえ!ヘ(゚∀゚*)ノ」

と声をかけられてしまい、
終止苦悩していました。。。

おとーーさああああーーーん
(;´Д`)ノ



他にも、
家事や掃除などの環境整備が意識の高い方に傾きがちなもので、
やってくれてはいるのだけど
もう少し彼にも手伝ってほしい。
だけど、押し付けるのも嫌だし。。



最近言いたいこと言えない。。

彼の話も聴けてない。。。



嗚呼、ダメだ!もう無理!






フラストレーションが爆発し、

「一人暮らしがしたいヽ(`Д´)ノ!!」

の一点張り。
(すいません。。)



彼は、
「楽しいから嫌だよーσ(^_^;)」

「一面だけで考えすぎんなよー(°∀°)b 」

「嬉しいこととか楽しいこととか多いじゃん(・∀・)」

ゲームをしながら
物凄く良いことを言ってくれているのにも関わらず、



「もう疲れたヽ(`Д´)ノ!!」

と情けない発言多発。。
(すいません。。)



今日の朝、彼が学校に向かった後に部屋を見渡してみた。

そこには、
深夜に彼が洗ってくれた食器たち。
冷蔵庫には昨日彼が買ってくれたケーキと珈琲ゼリー。











じーーーん。
(ノω・、)










いそいそと、彼に謝辞を心でつぶやきながら
たまった洋服をそっとたたみ掃除機をかけました。

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私はおせっかいなところがあって、
辛いときは教えてほしいし、
言葉にしてほしいと衝動的に思ってしまうタイミングが来るときが在ります。
そして、無いときも勿論あります。

今回の場合だと、
求めていることはあって、
色々考えてなかなかそのことを彼に伝えられず
自分の中でどうしようも出来ず勝手に爆発してしまいました。。

本当に子どもですね。失笑。



爆発してしまった時彼に、

「そういう相手の心に本当に伝えたい時は
カフェに行って話すとか、
相手の意見を聴くスタンスを忘れるな」と説教をされました。

つい、忘れてしまっていた大切なこと。

住み始めて落ち着いた時に、
言いたいことが本当に伝わるように、
時間を取って落ち着いた空間で話をすることを
お互いの納得のもと決めていました。

だけど最近、
そのことを置き去りにしていました。orz

定期的に1ヶ月に1回とか、
話し合う場をきちんと作ろうかな。



付き合って、二人暮らしをしているからといって
相手の心に土足で踏み込み
自分の心を言葉にして爆発させるのは決していいことではない。

「人間だもの」で許してはいけない部分だと再認識。
(今だから言うことが出来るけど。。)

怒ってくれる、助言してくれる彼は、
本当に私の行動を補完してくれるパートナーだと再認識。

なりたいけど、
私は彼の心の支えになることはない。

だとしても、付き合って、ともに生活している以上、
彼の心を吐き出してもらえるくらいの立ち位置には居たいので
そう思ってもらえるように
私がしっかりと精進するしかないのだ!

良い関係を再構築するためにこれからも
模索していきます。

私のリズムと彼のリズムで。




とまぁ色々書いたけど、とにかく
そんなことを思わせてくれる彼に感謝感謝、です。

いつも見ててくれて
傍で笑ってくれてありがとう*

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以上、
リア充日記でしたーw
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※この記事は
序章から始まり、
中岡晃也(@herume)と私のこれまでの話の続き。

そのため、過去の話である。

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丁度私は大学のテスト週間に突入。

その間、家に帰ると冷戦が待ち受けているため
なるべく大学の友達や仲間の家にお世話になっていた。

テストだけはいい点をとってやる!と意気込み、
勉学にいそしむ。

時々家にふらっと帰ると、
その子の近況報告を律儀に行うヘルメ。

会ったことも無く、
且つヘルメの好きな子の話を聴くのは
耳が痛んだ。

しかし、近況報告をわざわざ行うという心理は、
・私のことがまだ気になっているのか。
・それとも、言うことで私を離れさせようとしているのか。

勇気を出して
「私のこと好きなの?」と聞くと
「わからない。」と返される日々。

お手上げっすヽ(;´ω`)ノ



まぁきっと、
その子とデートしたりおしゃべりすることは
ヘルメの寂しい心を癒し、
あまり無かった私以外の女の子との時間に満足感を感じていたのだろう。



少しして
ヘルメはゼミの先生と仲間で徳之島へフィールドワークへ。

熱い夏だった。

突然ヘルメからの連絡。

その内容は、

「やっぱり俺にはキエだった!!」

みたいな内容に、コレ↓
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えぇ(°д°;)!!



加えて、「”今日のヘルメ”再開するわ!」
とのこと。



そう。

2月にママチャリキャラバンで旅をしていた1ヶ月間、
毎日のように連絡が取れないことから
”今日のヘルメ”とだけ件名にあり送られてきたメールを
覚えているだろうか。

コレ↓
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離れてからまた、”今日のヘルメ”が始まったのである。

しかも東京を発って1日目にして。
そう、勝手に。



私はこのとき、
「っざけんなよ!!!」と思った。

この時の私は、
距離をとれたことから、
他の子を好きになったヘルメも、
その子と向き合っているヘルメや現実に対して
許容を始めていた。

私なりに自分の態度も含めて反省もしていた。

その矢先に、これである。

私がヘルメから離れていることを察して不安になったか、
それとも、本当に私のことが好きになったのか、
徳之島で自然エネルギーを感じたのか、
まぁ、何なのかは分からないが、

全く
ただの身勝手な男である。



「こんなメール送ってこないでください。」
と、一刀両断した。

非常に気持ちがよかった。

筈なのに、
何だか違和感を感じている自分が居た。



そしてママチャリキャラバンの企画がいよいよ
ラストスパートに突入。

【北海道】に入ったのである。

節目としてちょうど良く、
なかなか会えないチャリ隊と東京隊の交流のために
北海道にメンバー一同集合することになった。

勿論、私とヘルメもである。

当初、私は絶対に行きたくなかった。

なぜなら、ヘルメと私の内情を知っている仲間も居るし、
その仲間が一番気を遣うは分かっていた。

私たちは少しメンバーの中でも発言力が強いため
私たちの仲が悪いことで良いことは産まれないのだ。

迷惑もかけたくない。

しかし、私の心が言った。

”企画に中途半端でいいのか。”と。

そして、
”ヘルメの気持ちを確かめなくていいのか。”と。



5分後、新千歳着の飛行機を購入した。
次の日羽田から飛び立っていた。



北海道に向かっていることをヘルメに伝えた。
彼はとても喜んでいた。

反面きっと複雑だっただろう。

空港に着くと、迎えにきてくれていた。



・・・。


き、気まずい。(@Д@;



北海道は私たちにとって始まりの地のはずなのに、


・・・。


きき、気まずい。。(-"-;A



終止何もはなせず、
話しても表面上の話しか出来ない。

私は、
「あー。終わったんだぁ。」と感じていた。

当初、私は元気なヘルメを想定した。

また彼のことだから、
何事も無かったかのようにメールのテンションで
接してくるものかと思っていた。

しかし、違ったのである。

まだヘルメはきっとその子のことと私のことで
悩んでいたのかもしれない。

それに私に気さくに話しかけてもいいのかと
迷っていたのかもしれない。



札幌市内のバスの中も
終止無言。



ヘルメの家に行く予定だったが、
私は「札幌市内の満喫に行く。」と言った。

するとヘルメは「お母さん達も心配するからやめて」という。

しかし私は断固として家に行くのを拒み、
バスをさっと降りて、

札幌の街の中を猛烈にダッーーシュ!!

(足短いけど意外と速い!)

追いかけるヘルメ!!

(青春~。)

隠れる私!!

(痛い。。笑)

見つけられないヘルメ!!!!
鬼電するヘルメ!!!!!!


そんなの気づかず、泣きまくる私!!!!!



・・・



どんな熱くるしい
青春系ドラマだよ(;´Д`)ノ




結局、
公園のブランコに乗って泣いているところを捕獲され、
説得され、付き合うことになった。

手をつないで、家に帰る。

何とも、
単純なバカップルである。



夜のうちにチャリ隊と合流。

ヘルメの家で宴!!!
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その日の深夜、ヘルメは大胆な行動に出た。


突然、
「ラブホ行かない?」

は?!(°Д°;≡°Д°;)




ヘルメの通っていた中学は家の近くで、
どうやら部活のランニングコースの中に
友達と「行ってみたい」と言い合ったラブホがあるらしい。



「ラブホとか行ったことあるの?」と聞くと、

「無い。」

ワーオヽ(゜▽、゜)ノ



こうして21歳ヘルメの、
人生初ラブホに付き合ったのだった。

人間は、欲しかった相手が手に入ると、
それとセックスしたくなる生物なのだろうか。



ラブホのクオリティーは、そこそこだった。






そこから福島まで、チャリに乗ったり、
ヒッチハイクをしながら東京を目指す。

様々な人と出会う。

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仲間とシェアする。

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イベントを開く。

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お世話になる。仲間が増えて行く。

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ミーティングする。

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寝る。

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気がつくと、夏休みが終わっていた。

私は教育実習で1ヶ月、実家へ戻る。

園児達と、先生達に支えられながら
忘れられない体験をする。

その中で長い長いママチャリキャラバンの企画が終わった。

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私も実家から東京に帰ってきた。
実習帰りの私を仲間が迎えてくれた。

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そうして10月がきて、
私の誕生日は家にたくさんのともだちが来てくれた。
ヘルメが頑張ってセッティングしてくれた。

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穏やかな時間が戻って来た。



ヘルメはワークショップに目覚め、
様々なコミュニティに顔を出しながら
ワークショップや対話を手法として、
研究の面白さにのめり込んで行く。

「大学を変えたい」という想いから、
大学改革を研究し始めた。

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タイワハウスという創造的な空間を
自由に一緒に使えるようになって、
好きなように使える空間が増えた。

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一人で考える時間が増えて行く。
ヘルメはやりたいことを大きく広くしていった。

クリスマスなんて、
世間のカップルはデートだというのに、
社会人の方が開いている地域のワークショップに参加するほど、
私たちは「ワークショップ」や「対話」に関心は高まる。

好奇心がどんどん湧いて行く。
深めたいことを深めるようになった。

楽しそうな彼が最高に好きだった。



私は成人式のために地元に戻って、
また方向を見失った。


第二章完。


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※この記事は、
中岡晃也、通称ヘルメ(@herume)と
私のこれまでの話の続き。

そのため、過去の話である。

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ママチャリキャラバンという企画は二部隊に分かれている。
チャリ隊と東京隊。

そのチャリ隊が2010年2月7日、東京を出発した。

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この企画は日本をママチャリで一周しながら、
日本各都道府県で一回ずつ
ワールドカフェという手法を使った
若者向けイベントを行う、というもの。

ヘルメは東京から大阪までの約1ヶ月間
チャリで日本を横断する。

部屋を借りてから間もなくのことだった。
付き合って1ヶ月弱で別々の生活。

ヘルメが居なくなってからは、
リボンムーブメントという学生団体の活動に精を出していた。

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終電帰りはザラ。
今でもこの時出会った人たちからは
良い刺激をもらっている。

他にもシェアハウスに遊びに行ったり、
友達が作ったバーに遊びに行ったりしていた。



その頃、ヘルメはというと、
旅という流動的な生活を送っていた。

生活の中で色々な人に出会い学び、
仲間達と感情をシェアし、
人生初めての旅を満喫していた。

私とはなかなか連絡を取ることが出来ず、
よく「今日の俺」みたいな写メ付きメールが送られてきた。

【こんな感じ↓】
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私たちが会える機会と言えば、
各地で開かれているイベントに私が顔を出すことくらい。

2月12日、山梨で久しぶりに会った時は、
元気そうで楽しそうに過ごしていたヘルメの姿を見て
まぶしくて、
仲間達と一層良い空気感を作っていて、
何だか悔しくて
私も東京での生活を充実させてやる!と
何度も思った。



そして、ここで一つ問題がやってくる。
私の元カレ(今となっては)の存在である。

私には高校時代からずっと支えてくれていた
元カレが京都に居た。

今でも暇があれば連絡をしたくなるくらい、
私にとって壮絶な高校時代
いつも傍に居て声をかけてくれていた人。

この頃、人肌が恋しいというよりは
大好きだった私は
フィリピンから帰ってきて彼を思い出し、
急激に会いたくなってしまった。

そして、私はヘルメと付き合っていたにも関わらず、
その彼と会うことを決意し、
旅中にも関わらず、ヘルメに一方的に別れを切り出し、
一方的に終わらせた。

(青すぎる。。。)

そして京都の彼に会い、やり直すことにした。

ここから、彼とヘルメとの共存期間が始まる。
これは結構長かった。

この時ヘルメはかなりの精神的苦痛を感じていた。らしい。


しかし時間は待ってはくれず、
ママチャリキャラバンの企画は進み進み、
私がヘルメと一緒に走る期間に突入したのである。

私は奈良から合流した。
そこから大阪まで6日間走った。

私は人と旅するのが初めての経験だった。
慣れた関西圏での旅が、
あんなに新鮮に感じることが出来たのは

初めてのチャリ旅。

初めての仲間との旅。

初めての日本でのテント泊。

何もかもが初めてづくしだったからだろう。


久しぶりに会うヘルメは明るかった。
そして優しく、強く、
生き生きとして見えた。

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大阪まで無事走りきり、
仲間と別れ、二人で東京に向かった。

このときも元カレに会うために京都へ向かうか迷ったが、
ヘルメと共に東京に戻った。

そして二人で過ごす日々がまた始まる。
何気ない毎日が過ぎる。

・・・。

ここまで読んでもらえば、分かるだろう。

私はいわゆる、
二股をかけた。



ヘルメは駒沢大学で動く。

ゼミでラジオ班を盛り上げたり、
笑顔と物を学校の一角で交換する、
スマイルマーケットを開いたり、
feel-doというコミュニティを作ったり。

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自分が先頭に立って、
仲間が増えて行く楽しさに触れる。

少しずつ”大学”という枠組みに興味を持ち始める。

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他学部の人に出会ったり、
@キャンパスという番組の制作の話もいただいた。

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私はというと、完全自由で生きていた。

多分、恋も1・2回くらいしたかなー。

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ある日の昼下がり、
ことは起こる。

ヘルメは何かの衝動にかられたかのように
私の携帯を見た。

後になって分かるが、
そのときはその衝動の理由は分からなかった。

メールにて、元カレの存在が発覚。
ヘルメは驚愕する。

正直、携帯見るってどうよ、とか思いながら、
(そもそも浮気しているのは悪いことだが。)

ヘルメに、「俺の目の前で連絡取らないってそいつに電話しろ」
と言われたので、その通りにした。

それ以外にもグレーゾーンの男の人との
連絡先は一切削除命令を出される。
私はそれに従った。

ここから、ヘルメに疑いの目をかけられる期間に入る。
「お前は最低だ」と言われながら日々過ごしていた。


このタイミングで、
私はふられると思っていた。


だが、ヘルメの中で何かが超越し、
相手を許し、受け入れるということを学んだらしく、
「好きだから信じる!!!」
と断言され、付き合いを続けることになった。

この時初めて、
ヘルメという人間に対して心から魅力を感じた。

私はこれまで、
基本的に人に心を許すことが出来ず、
いつも付き合ってくれている彼に隠し事は必ず有るし、
自分に対して完璧な自信も安心も無く、
片足だけ入れた状態で
いつでも逃げられる付き合いしか、しらなかった。

こんなに傷つけてるのに、
こんなにありのままなのに、
それでも傍に居てくれる人が居る。

それをこの時証明してくれたのが、ヘルメであった。

「私はこの人を愛そう。」

心に誓ったのである。

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しかし、
男は追われると離れて行く生き物であるということを
この後、身をもって体験することになるとは
思っても居なかった。



7月21日。

ヘルメの21回目の誕生日を
下北沢でcafeを貸し切り、盛大に祝った。

知ってる範囲のみんなに声をかけ、
ヘルメの家族や
各地の友人からメッセージを集めた。

出来る限りのことをやった。
当日、サプライズに驚き、
喜んでいる姿が嬉しかった。

周りのみんなに恵まれたと心から感じた。

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そして、第二の事件が起きた。


7月が終わろうとしている頃、
穏やかなブランチをヘルメと済ませ、
学校に向かっている電車の中で
「俺、好きな子が居る」という様な内容の長文メールが来た。

Σ(・ω・ノ)ノ!


何でも、ヘルメによると、
その子とは5月頃から急激に仲間内で交遊が深まり、
既に二人は想いを伝えあっているというのだ。

「5月頃から仲良くなった」というのは、
私の二股発覚がヘルメの意識を
他の女の子に向けさせるきっかけにもなったのだろう。

何故ヘルメは私に打ち明けようと思ったかというと、
浮気してしまったことも素直にならないと
自分に嘘をついていること、
私に嘘をついているということになるから
言ってしまった、というのである。



・・・。



頼むから、
上手くやれよ!(;´Д`)ノ

ていうか、言ってくるなら、
終わらせてから打ち明ければ良い物を、
まだ好きな状態で私に打ち明けるってどいうこと。。

素直すぎるやろ!!(ノ゚ο゚)ノ



当時の私にとって、
この経験は”衝撃”であった。

今まで私が勝手に浮気をしていたことは何度も会ったが、
相手に浮気をされたのは初めての経験である。

必死で”いい彼女”を頑張っていた私は
一気に力が抜けた。

基本的に回避型であった私は、
即、「さよなら」である。


心はぐちゃぐちゃだった。



第一章完