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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、現在、パリ五輪では、連日熱戦が繰り広げられており、毎日寝不足が続いている、という方も多いのではないでしょうか。
そんな五輪ですが、やはり問題となっているのが、選手や関係者に対するSNS上での誹謗中傷のようです。
私自身、直接見たわけではありませんので、その内容がどのようなものかはわかりかねますが、恐らくは、負けた選手に対する罵詈雑言の類ではないか、と想像できます。
昔からよく言われるのが、負けた選手に対して、
「国の税金を使って行っているのに、メダルの1つや2つ取ってこれなくてどうする」
などという心無い言葉です。
いつの時代も、外野にいる人間は、好き勝手なことが言えるものです。
他人を誹謗中傷する人間は、ご存じの通り、相手を貶めることによって、さも自分が偉くなったような気分に浸ることがその目的です。
そうして、優越感に浸ろうとするわけです。
また、相手を攻撃することによって、選手に対して抱いている羨望という劣等感を歪んだ形で穴埋めしようとしているのです。
いずれの場合も、このような人たちは、
「自らの人生と向き合っていない」
ということが言えます。
つまり、自分の人生の課題から逃げようとしているのです。
それは、自分に対して自信がないために、人生に立ち向かう勇気を失っているからであり、人生に対して恐怖や不安を抱えているのです。
そうして、そのことからくる劣等感の捌け口として、攻撃できる相手を探すわけです。
そして、その相手に会ったことがない、相手のことをよく知らないからこそ、相手を攻撃することに何のためらいも感じないのです。
SNSでの誹謗中傷は、それが問題視されてから久しいですが、未だに根本的な解決には至っていません。
それは、誹謗中傷をする人たちが、自らの人生と向き合っていない、ということに気づいていないからです。
それゆえ、彼ら自身が、自らの人生の課題から逃げることを止めることができれば、誹謗中傷という歪んだ劣等感の捌け口から解放されることになるのです。
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