他人に期待するということ | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、先日、1歳の息子の肩を殴ったとして、20代の母親が暴行容疑で逮捕される、という事件がありました。

 

報道によりますと、母親は、自宅のベランダで1歳の息子の肩を殴るなどした、ということなのです。

 

事件は、近くを通りかかった人から

 

「子どもが叫んでいて母親に叩かれている」

 

と通報があったことで発覚しました。

 

母親は、

 

言うことを聞かないからやった

 

と容疑を認めている、ということです。

 

親が子どもをしつけと称して叩く、ということは、昔からよくあることです。

 

この場合、親の言い分は常に、

 

子どもが言うことを聞かないから

 

というものです。

 

このことから、親は、

 

子どもは言うことを聞くべきもの

子どもは言うことを聞いて当たり前

 

という認識を持っていることがわかります。

 

このような認識があるからこそ、親は、子どもが言うことを聞かないと、子どもを支配しようとし、怒りという感情を利用して子どもを叩く、という行動に出るわけです。

 

しかし、

 

「子どもは言うことを聞くべきもの」

 

でもなければ、

 

「子どもは言うことを聞いて当たり前」

 

でもありません。

 

人は、他人のために存在しているわけではありません。

 

それゆえ、

 

○○してくれない

 

と言って悩むのは、大いに間違っているのです。

 

それは、自分のことしか考えていない大いなる証拠なのです。

 

他人は、あなたの願いを叶えるために、存在しているのではありません。

 

それゆえ、相手に期待することは、自分のことしか考えていないことを示しているのです。

 

それは、親と子どもも同じことなのです。

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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