自己愛のない人たち | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、職場には、否、職場に限らず世間には、何があっても自分が悪い、とは、絶対に思わない人たちがいます。

 

彼らは、事あるごとに自己正当化に終始します。

 

このことに関して、ある専門家は、

 

現在の日本社会では、「自己愛過剰社会」と呼べるほど強い自己愛の持ち主が増えていることも大きい

 

と言います。

 

そして、次のように続けています。

 

うまくいかないことがあっても、自分がダメだからとは決して思わない。

 

いや、思いたくない。

 

なぜかといえば、自己愛が傷つくからだ。

 

そこで、他人に責任転嫁して、被害者面をする。

 

あるいは、うまくいっている人を見ると強い羨望を覚え、誹謗中傷したり、引きずりおろそうとしたりする。

 

しかも、強い自己愛の持ち主ほど、自分は特別扱いされて当然と思い込む。

 

つまり、特権意識が強くなるわけで、これはさまざまな形で表れる。

 

たとえば、職場に対しては、「仕事量は少なく報酬は多く」という希望を抱く」。

 

しかし、以上のことを考えてみれば、おかしな点があります。

 

それは、自分のことを絶対に悪いと思っていないのであれば、自己正当化をする必要性を感じないのではないか、ということです。

 

つまり、彼らは、自分のことを悪いと大いに思っているからこそ、自己正当化を懸命にしようとするわけです。

 

従って、彼らは、自己愛が強いわけではないのです。

 

むしろ、自己愛がないのです。

 

自己愛が強ければ、自分を受け入れることができます。

 

自分を受け入れることができれば、自分の失敗に対してもそれを認めることができます。

 

なぜなら、自分の能力を信頼しているからです。

 

つまり、何があっても自分が悪いとは絶対に思わない人とは、自分の能力を信頼していない、自己愛のない人間だと言えるのです。

 

それゆえに、自分の責任を他者に押しつけ、自分を守ろうとするのです。

 

彼らが守ろうとするのは、自分の価値であって、自己愛ではありません。

 

要するに、自己保身に走る人間とは、常に、自分の能力を信頼しておらず、自己を受け入れることができないがゆえに自分を愛することができない、自己愛の乏しき人間だと言えるのです。

 

 
 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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