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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、日本の少子高齢化は非常に深刻な状態で、今後も人口減を食い止める術は、今のところ見つかってはいません。
生産年齢人口(15~64歳)は、2050年には、2021年から29%減となる5275万人となり、日本経済などは、これから大いに縮小していく運命にあります。
そんな日本では、これから移民を受け入れることが不可避であると考えられており、現政府も人手不足の分野を中心に今後5年で外国人労働を増やす閣議決定をしています。
そんな中、テレビなどでは、訪れる外国人が
「日本は素晴らしい」
と、日本のポジティブな面を語る姿ばかりが強調されています。
しかし、当然のことながら、日本に訪れる外国人や日本に暮らしている外国人にも、日本の嫌いなところがあるはずです。
そんな日本のネガティブな要素を取材した記事がありました。
記事では、さまざまなネガティブな要素が語られていましたが、中でも多かったのが、外国人に対する差別意識です。
日本人は、外国人に対する差別意識が強く、例えば、警察などは、見た目が外国人であるというだけで頻繁に職務質問をしてくるのだそうです。
また、日本の差別意識には格付けがあるらしく、人種や肌の色によって差別をする傾向にあると言います。
一般的に、白人の欧米人には最も好意的で、肌の色が黒いとそうでもなく、アジア人の場合は、更に複雑になります。
特に、中国人や東南アジア系を下に見る傾向にあるというわけです。
白人の欧米人に特に好意的な態度を示す傾向にあるのも、黒人や東南アジア系の人たちを下に見る傾向にあるのも、言ってみれば、そこにあるのは日本人の劣等感に他なりません。
基本的に日本人は、外国人に対して劣等感を抱いています。
その劣等感を、白人の欧米人には、自分たちを卑屈に見せることによって隠そうとしているのです。
そのために、日本の外交は、未だにアメリカの言いなりになって喜んでいます。
逆に、中国や東南アジアの人たちに対しては、彼らを下に見ることによって優越感に浸っていると言えるでしょう。
言わば、そうすることによって、白人の欧米人に対する劣等感を穴埋めしているわけです。
こうして、日本人は、外国人を格付けすることによって、自分たちの劣等感のバランスを取っていると言えるでしょう。
そのために、日本のテレビなどは、大谷翔平選手などの日本の有名人がアメリカなどでどのように報道されているのか、ということをとても気にするのです。
この日本人の民族としての劣等感を克服しない限り、白人の欧米人に対するこびへつらいは今後もなくなることはないでしょう。
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