配慮が足りない人たち | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、最近、X(旧ツイッター)で、ある出来事に対して、女性と男性の間で論争が巻き起こっているのだとか。

 

事の発端は、4月中旬のこと。

 

ある女性アカウントが特急列車の自由席に乗車中、他の席も複数開いている状況で、自分の隣席に男性の乗客が座ってきた、と投稿しました。

 

女性は、座席の足元にキャリーケースを置いており、スペース的に余裕がないにも関わらず、男性がわざわざ隣に座ってきたとして、当該の二人の掛ける座席の撮影画像と共に、

 

本当に男キモい

 

などとつぶやいたのです。

 

これには瞬く間に万以上の賛否が寄せられ、主に女性ユーザーたちからは、

 

 

「ほかに空席あるのに女性の隣に座ってくる男性はおかしい」 「痴漢されるのではないかと女性は警戒するから座らないでほしい」 

「下心があると考えざるを得ない。盗撮被害に遭った女性もいる」 

「私もなぜか隣に座られたことある。ほか空いてるからほか行ってくれよキモい」 

「これまでイヤな経験をして過敏にならざるを得なかった女性の気持ちを察してほしい」

 

など、男性側の配慮が足りないとの指摘が相次ぎました。

 

これに対して、男性ユーザーたちからは、

 

「自由席でどの席を座ろうが何ら問題ない」 

「同じ料金を払ってなぜ女性だけ余計に配慮してもらえると思うのか」

 「盗撮被害の恐れと言う以前に、投稿者の撮影した画像がすでに盗撮」

 「指定席を予約してくれ。できないなら“公共”交通機関に乗る資格はない」

 「痴漢や盗撮の加害者と一般の男性を一緒にするな。それこそ属性差別だ」

 

などとする反論が多く寄せられた、と言います。

 

私の場合、女性に

 

キモい

 

と言われるのが嫌なので、女性の隣には自分からは座らないことにしていて、女性の隣しか空いていないときには、なるべく立っていることにしています。

 

男性に少しでもそのような配慮があれば、今回のことは避けられたかもしれません。

 

また、女性のほうは女性のほうで、自由席で隣に男性に座られるのが嫌なのなら、最初から座席に座るべきではなかったのであり、ただ男性のほうにだけ配慮を求め、自分は大きな顔で座席に座るというのは、少し図々しいようにも思います。

 

私たちは、往々にして、何か問題があれば、相手にもっと配慮するように求める傾向にあります。

 

そうして、相手の配慮が足りなければ、そのことに腹を立て、相手を責め立てます。

 

しかし、そんなとき、

 

「自分はどうか」

 

と振り返ってみれば、大抵の場合、自分のことは棚に上げているもので、自分も配慮していれば、何ごとも問題にならなかった、ということがあります。

 

それゆえ、自分のことは棚に上げ相手にだけ配慮を求めるのではなく、お互いがお互いに相手に配慮することを心掛けていれば、無用な衝突は避けられるのではないでしょうか。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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