些細なことでマウントを取る人たち | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、以前に、テレビの番組で、ある女性の意見が紹介されていました。

 

その女性は、カラオケ店でアルバイトをしている女性で、

 

お釣りを返すときに、わざわざ500円玉を返して欲しくて、600円のやつを1100円で出してくる人とか、イライラします

 

と主張していました。

 

つまり、手持ちの小銭を減らしたくて、600円の会計で1100円支払って、お釣りを500円玉1枚だけにしようとするお客にイライラするというのです。

 

また、この女性は、続けて、

 

私はそういう時、『あ、この人500円玉欲しいんだろうなぁ』と思って、100円玉5枚で返してます

 

と述べました。

 

この女性の主張に対しては、番組のMCも困惑した様子で絶句していました。

 

また、この女性の主張には、インターネット上で、

 

え、何がダメなの!?

え、むしろ500円でお釣りを返すほうが楽じゃない?100円5枚のほうがめんどい

500円玉ならお釣り渡すほうも楽だし、もうらほうも小銭減るからWinーWinなはずなのに何言ってんだ?

 

など反論が相次ぎました。

 

ただ、一方で、レジの経験があるユーザーからは、

 

500円玉というのはお客さんからの供給が少ないので、減っていく一方でして、無くなってしまうと補充の手間があるんです

お釣りの枚数が少なるなるのは結構ですが、そのために小銭入れを漁ってるとイライラします

 

など、女性の主張に共感したような意見も一部にはありました。

 

しかし、補充の手間がかかることや小銭入れと格闘している人を見てイライラするのなら、そもそもレジのアルバイトは向いていないのであって、その点から考える必要があると私などは思ってしまいます。

 

それでも、この女性たちにしてみれば、悪いのはあくまでもお客のほうであって、イライラしている自分たちではない、と思っているのでしょう。

 

つまり、

 

悪いあなた、かわいそうな私

 

という構図が出来上がっているのです。

 

そして、このような些細なことに関しても、マウントを取って優越感に浸ろうとするのです。

 

それだけ、自らの劣等感に耐えることができないのです。

 

そうして、自分のことばかりに関心を持ち、相手の関心には見向きもしないのです。

 

そのことを自慢げに主張している段階で、この女性が、ほんのわずかなことにでも劣等感を抱くほど、強く勇気を失っていることがわかります。

 

自分のことばかりに関心を持っている以上、人は、何がしかの形で、常に優越感に浸っていないと我慢ができないのです。

 

相手の関心に関心を持ってこそ、ものごとは解決へと導くことができるのです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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