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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、今朝、ネットで調べ物をしていると、
「大学の入学式 親同伴は過保護?」
なるタイトルの記事が目に飛び込んできました。
結論から言えば、現代では、親が同伴するのが当たり前になってきている、とのことで、
「保護者に聞く新入生調査」
の2023年度の調査結果(133大学、1万9664人回答)によると、2023年4月に行われた入学式で、新入生本人の参加は95.0%で、家族の参加は56.8%に上ったということです。
実に、半数以上の親が、入学式に同伴したことになります。
時代も変わったものです。
最近では、子どもの入社式に同伴する親も増えてきているということで、それが当たり前になってくると過保護とは言えないのかもしれません。
そもそも、親が子どもを過保護にするのは、子どものことを思っているわけでも、子どもを大事に思っているわけでもありません。
親が大事に思っているのは、親自身、つまり自分自身なのです。
即ち、親という立場を大事に思っているのです。
彼らは、
「子どもに献身的な親=良い親」
という価値観のもとで、良い親を演じている自分自身に満足しているわけです。
また、子どもを過保護にする親は、子どもの能力をまったくと言っていいくらい信用していません。
彼らは、子どもの能力を信用していないがゆえに、上げ膳据え膳で子どもに接し、子どもに何もさせずに、すべてを先回りしてやってしまうのです。
そうして、子どもの勇気をくじいてしまうのです。
なぜなら、子どもは、何もさせてもらえないがために、自分の能力を信じることができず、ものごとに挑戦できなくなり、わずかな困難にも挫折してしまうようになるからです。
子どもは、いつかは親元を離れて巣立っていくものです。
親の役目は、あくまでも子どもが一人で旅立つことができるように、背中を後押しすることではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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