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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、前回の記事の続きです。
9.「意見言葉」を使う
人間は主観的な生き物です。
そのため、すべての意見は主観的に過ぎません。
それゆえ、この主観的な意見に過ぎないものを事実として言うことは、しばしば、相手の勇気をくじいてしまいます。
そうではなく、自分の意見に過ぎないものは
「これは私の意見に過ぎないけれども……」
ということを強調して言うようにします。
これが、「意見言葉」です。
先にも言った通り、正しいとか間違っているというのは、自分の意見に過ぎません。
しかし、人はこれを事実のように捉え
「それは正しい」とか、
「それは間違っている」
などと、それをまるで事実であるかのように、絶対的な判断であるかのように言って相手に押しつけようとします。
そうではなく、
「うん、そのやり方は正しいと思うな」とか、
「そういう意見には私は賛成できないな」
などというように、これは、自分の主観的な判断なのだということをはっきりと前面に押し出して、そこを誤解されないように話をするということが相手を勇気づけることになります。
10.感謝し共感する
私たちは、しばしば、
「よく働いて偉いね」とか、
「もっと頑張るんだよ」
などというように、相手を賞賛し叱咤激励してやる気を出させようとします。
しかし、これは、時に相手を追いつめ、勇気をくじくことへとつながっていきます。
そうではなく、
「協力してくれてありがとう」とか、
「やる気があるのでうれしい」
などといって相手に感謝し、共感することを示していけば、それが勇気づけへとつながっていくのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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