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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、タレントのやす子さんが、昨日、ご自身のX(旧ツイッター)に次のような投稿をされました。
「SNS他人に厳しい人多くない!?笑」。
すると、これには、15万を超える「いいね!」が付けられ、また1200万回以上も表示された、と言います。
ユーザーからは、この投稿に対して、
「本当にそう思う」
「正義感振りかざす人が増えた」
「何か揚げ足取りや批判をするのが当たり前になってる気がして、他人に厳しくなったり、批判の声のほうが元来大きくなりがちなので、良くない風潮と感じます」
「匿名だと気が大きくなる人や、人を見下す人も少なくないですよね」
「何事も成した事がない人ほど、何かを成そうとする人に厳しいんですよね…」
「優しい気持ちでSNSを利用してほしいですぅ はいぃ」
などと共感するコメントが多数寄せられたそうです。
確かに、SNSでは、他人に対して極端に厳しい人が多く存在します。
そのような人たちは、自分のことは棚に上げて、他人の言動に対して、批判、非難、否定をします。
そこには、やはり匿名性という特異な環境が影響していると思われます。
自分のことを知られる心配がないので、他人に対して厳しい態度で出ることができるのでしょう。
しかし、それだけではありません。
それと同時に、そこには、自らの劣等感を安易に穴埋めし、優越感に浸ろうとする、歪んだ劣等感の補償があります。
それゆえ、他人に厳しい人が多いということは、それだけ、自らの劣等感に苦しめられている人が多いということを意味しています。
私たちは、往々にして、自分のことは棚上げにして他人を攻撃します。
そのときには必ず、歪んだ劣等感の補償という、背景が存在しているのです。
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