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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、あるデザイナーさんがThreads上に投稿したエピソードが話題になっているらしいのです。
それは、旦那さんとのエピソードなのですが、ある日、旦那さんが急に早く帰ってきて
「俺はうどんでいいよ」
と言い放ったことから端を発しました。
この言い方にかれこれ5年ほどモヤモヤしていたデザイナーさんは、お互いにお腹がすいている時には喧嘩になりやすいことから、とりあえずうどんを作って
「どうぞ」
と出してから、
「あのさ、うどん“で”いいよ、そうめん“で”いいよ、はぜんぜん優しい言葉ではないのでもう2度と言わないで?」
「そもそもおっきい鍋でうどんゆでてお肉とネギ切ってお汁作って、ゆであがったうどんをおっきいザルに入れて冷たい水でしめて、洗い物も大きいものばかりで手間めちゃくちゃかかってるよ?(笑顔の圧)
『〇〇でいいよ?でありがと〜神〜』ってなるのはカップラーメン“で”いいよ?と冷凍パスタ“で”いいよ?だけだからよろしく」
と告げたそうです。
すると、旦那さんは笑いながら、
「了解しました」
と答えたと言います。
この書き込みに対して、共感する女性の声が多く寄せられたのだとか。
しかし、このエピソードは、残念ながら、旦那さんのほうに軍配が上がるでしょう。
つまり、旦那さんのほうが冷静だったと言えるのです。
なぜなら、このデザイナーさんの言い方は、例え冷静に話していたとはいえ、攻撃的な自己主張の仕方だからです。
要するに、旦那さんを
「あなたは間違っている」
と攻撃していることに他ならないのです。
それゆえ、旦那さんの機嫌が悪ければ、喧嘩になっていたかもしれません。
この書き込みに対して共感する女性が多かったのは、それが、旦那さんを攻撃して気持ちのいいものだと無意識に感じていたからだと思われます。
この時、たった一言だけ、
「私に気を遣ってうでんでいいよ、と言ってくれるのはとてもうれしいんだけど」
と最初に相手の行為に対して共感的な言葉を付け加えれば、攻撃的な自己主張が主張的な自己主張に変わるのです。
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