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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、去る2月9日の午後7時ごろ、とある商業施設の駐車場に止めていたホンダの白いシビックのリアウイング部分に何者かが、
「バーカ!」
と落書きする事件がありました。
シビックの所有者によれば、車に搭載されているドライブレコーダー(駐車中も稼働するもの)に、黒い軽乗用車の男性が近づき、落書きをする様子が映っていたということでした。
警察に通報した所有者は、警官と共に、書かれているのが
「バーカ!」
であるかどうかを検証した、と言います。
それだけ、字が崩れていたそうです。
ただ、警察に通報しものの、泣き寝入りになるかなあ、と思っていたそうです。
ところが、その話を聞いた所有者の友人が、念のために、落書きのあった翌日に同じ商業施設の同じ駐車場で同じ時間帯に張り込んでいたところ、ドライブレコーダーに移っていたのと同じ黒の軽乗用車が現れました。
そこで、友人はすぐに警察に通報し、軽乗用車を運転していた男はその場で御用。
落書きをしたことを認めたそうです。
落書きをした動機については、
「シビックが駐車した際、車の頭を振ったことに驚き、報復のような形で落書きした」
と答えていたそうで、少し意味がわかりませんが、なんにせよ、シビックが駐車をした際に、驚かされたということなのでしょう。
犯行を犯した人間は、犯行現場に戻ってくるとよく言われます。
恐らく、それは、自分の犯した行為の結果を確認したいという欲求に駆られるからなのでしょう。
それにしても、まさにその通りの行動を取ったこの犯人は、なんとも間の抜けたことです。
恐らく、この犯人は、同じような行為をしては失敗するということを何度も繰り返してきたのでしょう。
つまり、他人から何らの形で劣等を感じさせられるような行為をされると、それに対して面と向かって反応するのではなく、影でこっそり仕返しをし、それがバレてどんどんと自分の信用を失っていく。
そんな失敗を繰り返してきたのだろう、と推測されます。
このように、人生の目標を失敗することに設定している人間は、同じような場面で同じような失敗を繰り返しているものです。
それゆえ、そのことに気づけば、失敗という無間地獄から抜け出ることができるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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