ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、2024年も、早3週間余りが過ぎようとしています。
「今年こそは、変わりたい」。
そう思って新年を迎えられた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ブレインコーチのジム・クイック氏は、人が変わるための心構えとして9つの事項を挙げています。
氏は、それらの頭文字をとって
「LIMITLESS」
と表現しています。
最初のLは、「Learn continuously」、つまり、学び続けること。
世界は絶えず進化しており、そんな中で、自分の知識やスキル、能力を活かすためには、常に進化させておく必要があります。
次のIは、「Intentional」、つまり、意図的になること。
これは、マインドフル、つまり意識的であるように努めることを表しています。
マインドフルネスは非常に強力なツールで、いまに意識を留め、集中力を維持するのに役立ちます。
また、ストレスを減らし、精神の明晰さを全体的に向上させます。
マインドフルネスを実践する方法は多岐にわたり、瞑想をするのもよいし、深呼吸をするのも効果的です。
次のMは、「Motivation」、つまり、動機を理解すること。
自分のモチベーションを理解し、上手に扱うことを目指すべきであり、大事なことは、自分を動機付けるものが何かを理解すること。
自己成長か、他者への援助か、経済的な成功か、他の何かか。
二つ目のIは、「Implementation」、つまり、実行に移すこと。
知識が力を発揮するのはそれを実行に移す時であり、そのためには、アイデアを練ることに時間を費やすだけでなく、そのアイデアを実行に移すことが大切です。
何かの学習に1時間費やしたら、同じだけの時間を実行に費やそう、と氏は唱えています。
次のTは、「Time Management」、つまり、時間を管理すること。
時間は最も貴重な資源であり、効果的な時間管理とタスクの優先順位付けを学ぶことが肝要であり、時間管理とは時間を割り当てることではなく、最も大切なことに集中することを意味します。
二つ目のLは、「Limiting Beliefs」、つまり、思い込みを克服すること。
私たちは、自らに制限を課している思い込みがあるもので、それを見直す必要がある、というわけです。
例えば、「私は記憶力がよくない」というネガティブな自己認識を持っている人が、いきなりマインドを変えるのは難しいかもしれませんが、「私は記憶力が良くない。いまのところは」と、ひとこと付け加えてみるだけで、気持ちの変化を感じることができるはずだ、というのです。
次のEは、「Emotional Intelligence」、つまり、感情的知性を高めること。
感情的知性、つまり、EQ(心の知能指数)を高めること。
そのためには、自分の感情を理解し、コントロールし、そして、他者に共感することを学ぶ必要があります。
EQを高めることで、人間関係を改善し、複雑な社会状況をうまく切り抜けることができるようになる、と氏は言います。
次のSは、「Self Awareness」、つまり、自己を認識すること。
このブログでもよく書いていますが、まずものごとを始めるためには、自己自身を知る必要があります。
最後のSは、「Self Care」、つまり、自分の体を大切にすること。
身体も脳も、人が一生付き合っていくものであり、それを大事に使うためには日ごろのケアが大切になってきます。
以上です。
少しは、参考になったでしょうか。
アドラー心理学的に言えば、人が変わるために必要なことは、まず自分自身を知ること、そして、自分の人生の目標を知ることです。
なぜなら、人は、自らの人生の目標を変えない限り、己を変えることができないからです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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