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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、先日、大学生の男女6人が簡裁に略式起訴されました。
容疑は、パワースポットとなっている高知市土佐山桑尾(とさやまくわお)の巨岩「ゴトゴト石」を揺れ動かなくなるようにした、という器物損壊罪。
起訴状によりますと、起訴された6人と捜査中の1人を合わせた7人は、昨年11月26日午後9時30分~27日午後5時頃、仁井田(にいだ)神社境内にあるゴトゴト石(高さ約1・5~2メートル、重さ数トン)を複数人で力任せに押し、底面にノミなどの工具を突き立てたり丸太を挟み込んだりするなどして、使用不能(損害額不詳)にした、ということなのです。
今年の6月、石を保有する宗教法人が高知県警高知東署に告訴し、8月に同署が書類送検していました。
7人はいずれも県外から訪れていたということです。
この「ゴトゴト石」は、押しても落ちそうで落ちないと受験生や政治家らに人気のスポットだったらしいのです。
地元では復旧に向け対応を協議しているそうですが、どのような形で復旧させたとしても、元の状態そのものに戻すのは不可能でしょう。
今回の事件のように、文化遺産の建物の壁や門に落書きをしたり、液体をまいたり、ものを破損させたりする人たちがいます。
なぜそのような行為に及ぶのかと言えば、彼らは、結局は、生きる勇気を失っていると言わざるを得ません。
彼らは、勇気を失っているがゆえに、自分たちに度胸があるということを何かで示さなければならない、という必要性に迫られているのです。
しかし、社会に貢献する行動で勇気を示すことはできない、と思い込んでいます。
つまり、社会に貢献する能力がない、と思っているのです。
そこで、社会に反抗することによって、勇気があることを示そうとするのです。
要するに、単なる蛮行を勇気だと勘違いしているのです。
そうして、仲間の間でその愚かな行為を見せびらかすことによって、さも勇気があるような振りをするのです。
最近では、SNSなどで動画を流したりしています。
彼らのやっていることは見せかけの蛮行であって、本当は、心の中では、自分に勇気がないことがバレないかと恐怖に怯えているのです。
もちろん、これらはすべて無意識での話です。
それゆえ、彼らには、自分たちのやっていることが勇気のあることではなく、臆病者の行為であるということに気づかせる必要があるのです。
今日で、今年の更新は最後になります。
今年も一年間、拙いブログにお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、みなさん、良いお年をお迎えください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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