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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、X(旧ツイッター)へのある投稿が注目を集めているのだとか。
それは、
「88万円なんて払えない!」
と言って駅の改札口で泣いている女性を見かけた、というもの。
投稿によると、その女性は、夫の定期券を借りて改札を出ようとしたところ、駅員に呼び止められたそうです。
そうして、定期券を没収され、請求された運賃が「88万円」だった、ということなのです。
なぜ、そのような高額な請求になったかというと、JR東日本「旅客営業規則」に規定されているからだそうです。
規則によれば、「定期乗車券が無効となる場合」を記した第168条の冒頭に、「定期乗車券をその記名人以外の者が使用したとき」という文面があり、当該女性の場合、記名人以外の者が使用しているため「不正使用」に該当し、不正が発覚した時点で定期乗車券は無効となります。
また、不正使用が1日だけであった場合でも、定期券に記載された利用開始日から不正使用した日までの期間「毎日1往復ずつ乗車」したとみなし、日数分の往復運賃×3倍の金額が徴収されることも、JR東日本の「旅客営業規則」の265条に明記されているのだそうです。
そのため、たった一回不正使用しただけでも、高額の運賃を請求されてしまうわけです。
この投稿が事実がどうかは分かりませんが、ただ、定期乗車券の不正使用は、言わば万引きと同じです。
それゆえ、駅の改札では、さまざまなトラップを仕掛けて、不正使用を監視しているそうで、簡単にバレるらしいのです。
天網恢恢疎にして漏らさず。
政治家の悪事は、往々にして握りつぶされますが、庶民の悪事は簡単にバレてしまうものです。
「これぐらいならバレないだろう」
「この程度なら大丈夫だろう」
と軽い気持ちでやったことが、取り返しのつかないことになり、人生を狂わせる結果になることもあります。
人の行動には目的があります。
それは、意識的なものではなく、無意識的なものです。
そして、それは、必ずしも成功するための目的であるとは限りません。
勇気を失っている人は、自らが失敗するための目的を持つ場合があります。
そのような人は、知らず知らずのうちに、人生を失敗する方向へと進んでしまいます。
そのため、上記の女性のように、すぐにバレるような悪事を働いてしまうのです。
それゆえ、自らの行動の目的を知ることは、自らが進もうとしている人生の目標をも知ることになるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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