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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、テレビのバラエティ番組では、時々、出演したゲストが自分の嫌いな芸能人の名前を挙げたり、腹の立った出来事を暴露したりして内輪のネタを流して喜んでいるものが見受けられます。
また、相変わらず東と西を比べて、西の文化を揶揄する傾向にある番組も時々見られます。
あるいは、クイズ番組などでは、間違った回答をしたゲストを馬鹿にして笑いを取る、という安易な手法を取ってお茶を濁している番組もあります。
この種の番組の制作者は、言わば視聴者を小馬鹿にしているのであって、この手の番組を放送しておけば喜んで見るだろう、と思っているのでしょう。
私は、海外のことはよく知りませんが、日本のお笑いでは、他人を馬鹿にして笑いを取る、という安易な手法がよく見られます。
この手の笑いが受けるという背景には、多くの日本人が普段から強い劣等を感じながら生きている、ということが言えるのでしょう。
なぜなら、他人を見下すことは、最も安易な優越感の浸り方だからです。
それは、見た目を馬鹿にしたり、やっていることを馬鹿にしたり、成績を馬鹿にしたり、運動音痴を馬鹿にしたりする小学生のやっていることと何ら変わることのないことだと言えるでしょう。
言わば、そのころから全く進歩をしていないのです。
逆を言えば、そのころから劣等を感じて生きている、ということなのです。
残念ながら、人は、他人の不幸を喜んでいる間は、決して幸せにはなれません。
他人の喜びを同じように喜べるようになってこそ、幸せを感じることができるようになるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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