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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、プロフィギュアスケーターで五輪2大会連続金メダリストの羽生結弦さんが、先日、離婚することを発表されました。
彼が、結婚することを発表されたのが、今年の8月。
わずか100日あまりのスピード離婚は、国内外の人たちに大きな衝撃を与えました。
離婚の理由として、彼は、
「これからの未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました」
としており、その背景には、メディアによる過激報道やさまざまな人たちからの誹謗中傷がお相手の方を苦しめていた、ということがありました。
羽生さんは、結婚を発表された際に、お相手の方を明らかにはされませんでした。
そのことが、一部メディアの野次馬根性に火を点け、まるで犯人でも捜すかのように、お相手探しが過熱していき、その結果、一部メディアが勝ち誇ったようにお相手の方を報道するということまで起きていました。
また、昨今ではメディアだけではなく、一般の人たちまでもが、SNSを使って簡単に他人を誹謗中傷する書き込みをすることができます。
それに加えて、一部のYouTuberたちが、自身へのアクセス数を稼ぐために、あることないことを平気で垂れ流します。
今回、羽生さんのお相手の方が、そのような人たちの餌食にされたことは、想像に難くありません。
羽生さんが結婚のお相手の方を発表されなかったのは、そっとしておいて欲しい、という思いが暗にあったからなのでしょう。
更に、離婚後も、彼らを誹謗中傷する記事や書き込み等が後を絶たないようです。
人は、常に、優越性を追求するように行動します。
そして、人は、常に、劣等感を抱きながら生きています。
しかし、人は、劣等感を抱いたまま生きることはできません。
そこで、何かの方法によって、自らの劣等感を穴埋めすることが要求されます。
その時、人は、自らの劣等感を克服するための努力をするのですが、自分に自信のない勇気をくじかれた人たちは、自ら努力することを放棄し、他人を貶めることによって、劣等感を穴埋めしようとします。
そうして、安易な優越感に浸り、さも自分が偉くなったかのような錯覚に陥るのです。
他人を誹謗中傷する人たちは、そのような錯覚の中で、自分をだましながら生きているのです。
そうして、一人、悦に入って満足しているのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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