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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、トゥレット症、あるいはトゥレット症候群という神経疾患があります。
意志に反して急に体を動かしたり、大きな声を出したりするのがその主な症状です。
一般的には、せき払いをしたり、相手が発した言葉を繰り返したりする「音声チック」と、肩をすくめたり、白目をむいたりする「運動チック」の両方が1年以上続くと診断されます。
人口1000人あたり3~8人に認められ、男性のほうが女性より2~4倍多く見られるそうです。
また、チックは、18歳まで(典型的には4~6歳まで)に始まり、10~12歳の間に最も激しくなります。
しかし、多くの人がこの病気の存在を知らないのが現状ではないでしょうか。
その他にも、さまざまな障害を持つ子どもが、社会には存在します。
このような障害を持つ子どもは、学校ではとても生きづらさを感じながら生活しています。
特に、親が、子どもに障害があることを隠して学校に通わせることもあり、そのような場合には、子どもはさらに辛い思いをすることになります。
一方で、親が学校に打ち明けても、担任に受け入れてもらえず、その症状に対して却って親や子どもを責める場合もあります。
この種の問題で難しいのは、理解することと受け入れることとは違う、ということです。
例え理解されても受け入れてもらえないこともあります。
例えば、障害のことは理解していても、隣で突然大声を出されたりすれば、恐怖を感じる子どももいるでしょう。
あるいは、障害のことを理解したうえで、その症状を理由にいじめをする子どももいることでしょう。
中には、障害のある子どもを排除し、そのような子どもたちばかりでクラスを作るようにと要求してくる親もいるかもしれません。
そのような親は、障害のことは理解しているが、それを受け入れる気がないということを表していると言えます。
どうすれば、障害のあることを理解され、受け入れてもらえるのか。
非常に難しい問題です。
この手の問題を解決するには、ただ相互に理解するだけではなく、どのような子どもも一人の人間として尊敬するに値する存在であるということを受け入れたうえで、相互に尊敬し合うことこそが求められるのではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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