ストレス社会を生きて | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

マジで今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、現代社会はストレス社会である、そのように言われて実に久しいです。

 

ただ、人生にはストレスがつきもので、私たち人間が、危険を回避したり、能力を最大限に発揮したりするのにストレスは役立っています。

 

しかし、職場でプレゼンをする前に感じる急性のストレスと、不快な人間関係を抱えているときに感じる慢性的なストレスには違いがあります。

 

どちらも、短期的あるいは長期的に、人の健康と幸福に影響を与える可能性があります。

 

急性ストレスとは一般的に、やり残した雑用や泣き声を上げる幼児などと同じく、「その時点では対処しにくいと感じても、いずれはどうにかして解決するような」短期間の出来事です。

 

そして、急性ストレスには2種類あります。

 

一つは、パートナーと口論したり、交通渋滞に巻き込まれたりするネガティブな体験に伴う悪いストレスであり、もう一つは、結婚式の準備や職場での昇進など、よりポジティブな意味合いを持つ体験に伴う良いストレスです。

 

困ったことに、どちらのストレスでも体に起こる反応は同じなのです。

 

なぜなら、脳は、恐怖と興奮の区別がつかないからです。

 

次に、慢性ストレスとは、問題が数カ月から数年、人によっては一生続く時に感じるストレスのことです。

 

慢性ストレスにつながる状況は、生活の質(QOL)に多大な影響を及ぼす傾向があり、人種差別や貧困、不妊症、末期疾患など、自分では制御できないものとして認識される場合が多いです。

 

また、例えば、パートナーとの口論が毎日何度も起こるようになり、最終的には離婚に発展し、金銭状態や社会生活などにも影響が連鎖する、というような急性ストレスが慢性化することもあります。

 

急性ストレスに関しては、自分が普段、急性ストレスに対してどう反応しているかを知っておくことが大切です。

 

例えば、食事を忘れがちになるなら、軽食を取るのを思い出すようにアラームをセットしたり、爪をかむ、髪の毛を引き抜くなど、体に対して反復的な行動をしてしまう場合は、抑えがきかなくならないように、近くにフィジェットトイ(手持ち無沙汰を解消するおもちゃ)を置いておいたりするのも効果的です。

 

慢性ストレスに関しては、まず自分で実際に制御できることに注意を向けることが大切になってきます。

 

例えば、人種差別の標的になるといった自分では「どうしようもない」状況もあるかもしれませんが、引っ越しや仕事を辞めるなど、より大きな変化を起こすことで、人生から慢性ストレスの要因を取り除くことができるかもしれません。

 

何れにしても、人がストレスを感じるのは、生活に必要なものごとに自分のリソースが追いつかないときです。

 

つまり、目の前の問題を解決する能力が自分にはない、と無意識に感じている時です。

 

あるいは、慢性ストレスであれば、自分でコントロールできないものを自分でコントロールしようとして無力感を抱く時です。

 

従って、ストレスに対処するためには、目の前の問題を乗り越える努力をし、成功体験を積み重ね、自らの能力を高めていくことが必要になってきます。

 

また、自分でコントロールできないことに自らのリソースを注ぐのではなく、自分でコントロールできることに意識を集中させることも大切になってきます。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

心理学教育の必要性と『気づきの思考法』を広める活動をしています。


↓ご協力のほど、よろしくお願いします。 
 
にほんブログ村 

人気ブログランキングへ 


自分を変えたい、今の人生を変えたいと思う方は、


幸せになるための気づきの思考法テキスト

「気づきの思考法養成講座ー総論ー」を読んでください


コチラ をクリックしてください。