娘の前で誤りを認めた母親 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、一人の女性が歳の娘を連れて、アドラーのところにやってきました。

 

二人とも涙を流して、非常に切羽詰まっていました。

 

母親の説明では、一緒に住むようになったのは最近のことで、それまで娘は何年も人に預けられて田舎で生活していた、ということでした。

 

三年生までは田舎で暮らし、四年生になってから都会の学校に通うようになったところでした。

 

ところが、成績が悪く、先生から三年生に戻されました。

 

すると、成績がますます悪化し、さらに二年生へと下げられました。

 

母親は、この事態にすっかり動転し、娘が勉強できないのは父親の遺伝のせいだと思い込みました。

 

アドラーは、一目見るなり、母親が娘に度を越した勉強を強要していることに気づきました。

 

今回のケースでは、このことが特にマイナスの働きをしていました。

 

娘は、母親と一緒に暮らすまでは、とても居心地の良い環境で育てられていて、そのことから、母親からもっと優しくされることを期待していました。

 

しかし、母親は、自分の子どもが落伍者であってはならないと不安になって、娘に対してとても厳しく接しました。

 

そのことが、娘をひどく失望させたのです。

 

娘は、感情がとても張り詰めていたので、学校でも家でも成長が妨げられていました。

 

教養、叱責、非難、おしおきは、感情を強め、二人を絶望へと導いただけでした。

 

この続きは、次回に書きます。

 

【参考文献】

 

 

 
 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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