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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、前回の記事の続きです。
王座から突き落とされた第一子が自ら作り出したライフスタイルの原型が、成長してからどのように働くのか、次の例が示しています。
それは、窒息することへの不安から、ものを飲み込むことが怖くなった男性のケースです。
男性は、なぜほかの症状ではなく、この症状を選んだのでしょうか。
彼は、親しい友人の行動によって、人づきあいの困難に直面していました。
友人に激しく攻撃されたのです。
もう耐えきれないことは男性にも妻にもわかっていましたが、彼は、自分が戦えるほど強くはない、と感じていました。
子ども時代を調べてみると、以前にも飲み込みの問題があったことがわかりました。
男性は、第一子で、弟に追い越された存在でした。
当時、食事するのが困難になったことで、両親の目を自分に向けることができたのでした。
今回、大人になって個人の敗北に直面し、どうすればよいかわからなくなった彼は、昔の防衛策をまた取り出して、誰かが自分を見て助けれくれるかのように振る舞っていたのでした。
それゆえ、飲み込むことができない、という症状を選んだのです。
この続きは、次回に書きます。
【参考文献】
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