症例21 医学生の自殺傾向 その3 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、前回の記事の続きです。

 

神経症的なライフスタイル人生の目標に対する一貫した動きのことを調べるときには、それが特定の相手に向けられていることを常に想定し、患者の状態によって一番苦しむ人は誰か、ということに注目しなければならない、とアドラーは述べています。

 

それは、普通は、家族の誰かですが、異性の場合もあります。

 

また、社会全体を攻撃している場合もあります。

 

神経症には、この隠された非難が必ず存在します。

 

患者は、まるで自分の権利が奪われたかのように感じ、つまり、注目の中心にいられなくなったと感じ、その責任と罪を誰かに負わせようとしているのです。

 

問題のある子どもや神経症患者は、このようにして秘かに復讐や非難を行い、人やルールと戦って社会的な活動を排除するのです。

 

そうして、不満をいくらかでも和らげようとするのです。

 

復讐が動機であることがかなり明確なケースがいくつもあります。

 

例えば、ある神経症の女性は、まったく幸せではない結婚をしていましたが、決して離婚しようとはしませんでした。

 

離婚よりも、夫を非難し続けることを望んだのです。

 

ただし、神経症患者は、普通、共同体感覚共同体に対する所属感、共感、信頼感、貢献感を総称して言うものを完全には否定していないことを頭に入れておく必要がある、とアドラーは言います。

 

そのために、犯罪や自殺をしないでいられるからです。

 

【参考文献】

 

 

 
 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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