症例14 いつも少年になりたかった若い女性 その5 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、前回の記事の続きです。

 

この女性には、男友達はたくさんいましたが、恋をしたことはありませんでした。

 

男の子や女の子が、十二、十三歳ぐらいに恋をするのは普通のことで、五、六歳でも珍しいことではありません。

 

しかし、この女性は、恋をしたことがありませんでした。

 

二十三歳になっても恋をした経験がない人は、恋愛に対する準備ができていない、ということが言えます。

 

愛は、人生に欠かせない課題であり、早くから準備がなされている必要があります。

 

愛に向けてのトレーニングは、人生の教育で欠くことのできない要素です。

 

すべての愛の問題は、トレーニングと教育の問題だと言える、とアドラーは述べています。

 

二十三歳の時、彼女は、恋と思える感情を抱きました。

 

今までの誰よりも相手のことが好きになり、二人の関係は性交にまで至りました。

 

この自由な性的関係は、自立を求める彼女の努力の一部でした。

 

そこには、父親に対する抵抗と、男性のようであろうとする決意が表れている、とアドラーは指摘しています。

 

しかし、相手の男性は心変わりをし、しばらく姿を見せなくなりました。

 

この恋愛における敗北に耐えられなかった彼女は、相手の男性を引き留めようとしました。

 

けれど結果は、うまくは行きませんでした。

 

相手の男性は、言い寄られることは沽券にかかわるとして、受け入れなかったのです。

 

相手は、どんどん冷めていき、ついには別の女性といるところを彼女に目撃されたのです。

 

そのことで男性を責めると、喧嘩になり、相手から

 

「あなたはごく普通の女性だ」

 

と言われました。

 

その後、男性は完全に姿を消し、他の女性と結婚しました。

 

この続きは、次回に書きます。

 

【参考文献】

 

 

 
 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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