ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、前回の記事の続きです。
前回の記事では、アドラー心理学における重要な概念の一つであるライフスタイルに関して、説明しました。
ライフスタイルとは、生活様式のことではなく、その人の人生の目標に対する一貫した動きのことを示しています。
人は、一般的な論理に従うのではなく、このライフスタイルに沿う論理に従って、自らの課題に対する答えを導き出しています。
このライフスタイルに関する知識を深めるために、男性の子ども時代の記憶を見てみましょう。
「六歳の時、学校へ行きました。
あまり楽しい思い出ではないのです。
初日から、男の子に飛び掛かられました。
すごく怖くて震えました。
でも、相手に向かっていって、投げ飛ばしたんです。」
この記憶の断片は、この男性のライフスタイルの典型的な動因を二つ示していました。
最初に彼は震えていました。
しかし、この震えは、自らの恐怖を克服しようとしていたからに他なりません。
そして、「でも」という小さな言葉には、劣等感を埋め合わせるという大きな意味が窺えるのです。
【参考文献】
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