症例1 その3 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、前回の記事の続きです。

 

高校の入学試験を受けた少年は、試験が終わると、彼を待っていた母親に

 

試験に通った

 

と言いました。

 

皆は大いに喜び、その年の夏には、一家をあげて田舎に出かけました。

 

少年は、この間、しばしば高校のことを語りました。

 

高校が再開すると、少年は、鞄を持って学校に行き、毎日昼食をとりに家に帰ってきました。

 

ところが、ある日の昼食後、母親が学校に行く途中まで少年と連れ立って歩き、一緒に通りを横切った時、ある男性が、

 

今朝、駅に行く道を教えてくれた少年だ

 

と言うのを耳にしました。

 

母親は、不審に思い、

 

あの男の人が言うのはどういう意味なのか、朝学校に行かなかったのか

 

と尋ねました。

 

すると、少年は、

 

学校は十時に終わり、男の人とは駅まで一緒に歩いて行った

 

と答えました。

 

母親は、少年の説明には納得できず、このことを父親に話しました。

 

そこで、父親は、次の日に、少年と一緒に学校に行くことにしました。

 

次の日、学校に行く途中で、父親が何度も問い詰めたので、少年は、入学試験に失敗したこと、高校には一度も行っていないこと、ずっと通りをうろついていたことを告げました。

 

その後、両親は、家庭教師を雇い、少年はなんとか高校の試験に合格することができました。

 

しかし、行動が改まることはありませんでした。

 

依然として、授業を妨害した上、ある日、盗みまで始めてしまいました。

 

母親から少しお金を盗んだのです。

 

初めは、そのことを頑なに否定していましたが、警察に言うと脅されてついに白状しました。

 

この続きは次回に書きます。

 

【参考文献】

 

 
 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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