症例1 その2 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

マジで今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、前回の記事の続きです。

 

このような環境の中で育った子どもが、どのような顕著な性格特性を身につけるかと言えば、それは、

 

嘘をつくこと

 

だと言えるでしょう。

 

少年は、父親の与える罰の手から逃れるために、嘘をつくことになるでしょう。

 

実際、母親がアドラーのもとを訪れたのは、少年が嘘をつくからでした。

 

その当時、少年は十五歳でしたが、彼が嘘をついているのか、それとも本当のことを言っているのか、両親には判断がつきませんでした。

 

状況をもう少し深く探ると、次のようなことがわかってきました。

 

少年はしばらくの間教区学校(教会が運営する学校)に通っていましたが、そこでも教師たちは、少年が言うことを聞かず、クラスをかき乱すと不平を言っていました。

 

それは、次のようなものでした。

 

例えば、あてられてもいないのに、問題の答えを大声で言ったり、教師の話を遮るために質問をしたり、授業中に級友に大きな声で話しかけたりしたのでした。

 

宿題は非常に読みにくい字で書いてきました。

 

彼の行為はとうとう度を越えるようになり、父親に罰せられるのが怖くて、嘘をつくようになりました。

 

最初は学校に残そうとしたのですが、教師がほとほと手に負えないと匙を投げたので、間もなくやめさせられることになりました。

 

少年は、活発な子どもに見え、知力のあることは教師も認めていました。

 

中学校を終えると、高校の入学試験を受けなければなりませんでした。

 

この続きは次回に書きます。

 

【参考文献】

 

 
 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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