ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、前回の記事の続きです。
しかし、その一方で、成長が止まり、後ろを見るようになり、過去ばかりを振り返り現在に正しい道を見い出すことができなくなる子どもも存在します。
このような子どもは、人生に関心を持たず、自分のうちに引きこもるようになります。
これは、子ども時代に抑圧され束縛されていたが、思春期になって解放されることになったエネルギーの兆候を表わしているのではなく、人生に対してしかるべく準備がされてこなかった甘やかされた子ども時代の兆候を表わしているのです。
人のライフスタイルというものは、思春期になると、それ以前の時期よりもよりよく知ることができるようになります。
その理由は、思春期が子ども時代よりも人生の前線により近くいるからです。
それゆえ、思春期には、人が学問に対してどのように振る舞うかや友人を簡単に作るか、共同体感覚のある仲間になれるかどうか、などを知ることができます。
時には、この共同体感覚は、ないどころか、非常に誇張された表現で表されることがあります。
即ち、バランスを失い、他の人のために自分の人生を犠牲にすることだけを欲する若者に出会うような場合です。
彼(女)らは、社会に過度に適応した人たちだと言えるでしょう。
そのために、このことも発達の障害となることが明らかになることがあります。
人が本当に他の人に関心を持ちたいと思い、公共の目的のために働きたいと思うのであれば、まず自分自身の世話ができるようになる必要があります。
そして、人に何かを与えるということが意味を持つためには、自分自身が何か与えるものを持っていなければならないのです。
さらに職業の問題もあります。
この続きは次回に書きます。
【参考文献】
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
心理学教育の必要性と『気づきの思考法』を広める活動をしています。
↓ご協力のほど、よろしくお願いします。
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
自分を変えたい、今の人生を変えたいと思う方は、
幸せになるための気づきの思考法テキスト
「気づきの思考法養成講座ー総論ー」を読んでください。
→コチラ をクリックしてください。