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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、前回の記事の続きです。
前回の記事では、子どもの誤った行動について書きました。
子どもたちが誤った行動をした、という場合、それは、その子どもたちが誤った目標を持っているからであり、従って、その誤った目標を追い求めるために、その結果として、そこから生じる行動も誤ってしまうのです。
誤る可能性は無数にあります。
しかし、意のままになるのは一つの真理だけである、ということが、人間の本性の特質です。
新しい状況は、子どもの準備ができているかどうか、ということに対する、言わば試験です。
よく準備がなされていれば、自信を持って新しい状況に立ち向かうことでしょう。
しかし、よく準備がなされていなければ、新しい状況は、子どもに緊張をもたらし、無能力の感情をもたらすことでしょう。
この感情は、判断を歪めるために、それに続く反応は正しくないものになってしまいます。
つまり、状況が要求するものとは合致しないものになってしまうのです。
なぜなら、それは、共同体感覚(自分のことだけを考えるのではなく、他の人のことも考えること)に基づいていないからです。
言い換えれば、学校という新しい状況における子どもの失敗は、学校の組織に不備があるというだけでなく、準備ができていない、という子どもの最初の不完全さにも責任の一端がある、ということです。
新しい状況を充分に吟味しなければならないというその理由は、そのことが子どもの悪化の原因であると考えるからではなくて、最初の不十分な準備をより明白に示しているからなのです。
あらゆる新しい状況は、子どもの準備ができているかどうかの試験として見なすことができるのです。
この続きは、次回に書きます。
【参考文献】
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