子どもが新しい状況に置かれた時 その3 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

マジで今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、前回の記事の続きです。

 

前回の記事では、あるかんしゃく持ちの養子の子どもの話を書きました。

 

この場合、必要なことは、この子どもがどのように感じ思うかということであり、また、自分の状況をどのように解釈しているかということであって、親がどのように考えるか、ということではありません。

 

里親は、この子どもは彼らと一緒にいてしあわせだと感じていない、という指摘を受けました。

 

子どもの態度が正しいかどうかを明確に言うことはできませんが、何かがあって、そのことで、子どもはこのような憎しみを持つようになったのでしょう。

 

もしもこのまま子どもの誤りを矯正することができず、愛を得ることができないのであれば、子どもを別の人に委ねる必要がある、ということが里親に説明されました。

 

その後、少年は、まぎれもなく狂暴になり、本当に危険であると見なされるようになった、ということです。

 

やさしく扱っていれば、少しはよくなっていたかもしれませんが、しかし、それだけでは十分ではなかったでしょう。

 

さらに観察を続けさまざまな情報を引き出すことによって、少年のライフスタイル(ここでは、人生の目標に向けての一貫した動きのこと)の全体を明らかにすることができたかもしれませんが、少年は、自分自身のことを理解することはなかったでしょう。

 

このケースの真相は次のように考えられます。

 

少年は、里親の子どもたちと一緒に育ちましたが、里親は、実の子どもほどには自分のことを愛してはいない、と信じるようになりました。

 

このこと自体が、かんしゃくの原因ではありませんが、家から出たいと思うようになったので、その目的にかなうものであれば、どんな行動でも正当である、と思えたのです。

 

自分のために置いた目標に照らしてみれば、彼の行動は賢明なものだったと言えるかもしれません。

 

この続きは、次回に書きます。

 

【参考文献】

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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