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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、前回の記事の続きです。
少年が8歳のころになると、大きな変化が起こり、この変化が、少年の両親に対する関係を耐えがたいものにしました。
外見のことにはかまわなくなり、身体のことは考えず、母親にかかっていきました。
そればかりでなく、母親が望むものを与えてくれなかったときには、髪の毛を引っ張りました。
決して母親を平穏な気持ちにはせず、いつも耳をつまんだり、手を引っ張ったりしました。
そして、このような態度を止めることを拒否しました。
そうして、赤ん坊の妹が成長するにつれて、一層自分が作り出した行動パターンに固執するようになったのです。
妹がすぐにいたずらの的になりました。
妹の身体を傷つけることまではしませんでしたが、しかし、妹に嫉妬していたのは明らかでした。
少年の態度が悪化したのは、妹が生まれ、妹が家族布置の中で一つの役割を果たすようになった日に遡ることができます。
このような状況、即ち、子どもの行動が以前よりも悪くなったり、あるいは、新しい不快な兆候が現れた時には、その状態が始まったときだけではなく、何が刺激となっているのか、その原因をも考慮しなければなりません。
この続きは、次回に書きます。
【参考文献】
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