ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、前回の記事の続きです。
私たちは、よく
「なぜ」
という質問をします。
しかし、この「なぜ」という質問ほど無意味なものはありません。
たとえば、怠惰な子どもがいたとして、その子どもに
「なぜ、そんなに怠惰なのか」
と質問したとしましょう。
そのとき、私たちが知らなければならない本質的なことを、子ども自身が知っていると期待することはできません。
また、嘘をつく子どもに対して、
「なぜ、嘘をつくのか」
と尋ねてみたところで、子どもがそのことを説明することはできないでしょう。
つまり、その場合に子どもが言うことは、本質的なことからほど遠い、単なるこじつけた言い訳になることでしょう。
それだけ、自分自身を知るということは、困難なことなのです。
それゆえ、子どもに対して「なぜ」という質問をしても、意味がないのです。
人の行動の個々の表現の意味を理解することができるということは、パーソナリティ全体を理解する術を持っていることを意味します。
それは、子どもが何をどのようにするか、ということを意味するのではなく、子どもが自分の前にある課題に対してどのような態度を取るかを理解することを意味しているのです。
この続きは、次回に書きます。
【参考文献】
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