ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、前回の記事の続きです。
前回の記事では、愛されることのなかった子どもの例を見てきました。
このように、人は、幼い頃の経験をもとに、さまざまなパーソナリティを発達させていくことになります。
では、人のパーソナリティを理解する上で必要になってくるものは何でしょうか。
それは、人の行動におけるさまざまな兆候を探求し、それらを相互に関係づけ、さらに実践してみることによって、体系を組織化することです。
そうして、この体系を使って、個人の隠された心理過程を明らかにすることができるのです。
その場合には、この体系によって吟味するあらゆる視点が、調べている人の完全なパーソナリティのいくらかを反映する一方で、調査のあらゆる点で同じ徴候を得ることができて初めて、満足を得ることができるのです。
つまり、一つや二つの表現様式から遠大な結論を引き出してはならない、ということであり、結論を可能な限り支持することができる観点を把握することが求められるのです。
例えば、行動の他の局面に同じ頑固さや勇気を失っていることを見つけることができた時に初めて、このような頑固さや勇気を失っていることがパーソナリティ全体に浸透している、と言えることができるのです。
ここで重要になってくることは、人は、自分自身の表現の様式をまったく理解していないがゆえに、本当の自分を隠すことができない、ということです。
それゆえ、人のパーソナリティは、その人の行動を見れば理解することができます。
即ち、パーソナリティは、その人が自分自身について言っていることや考えていることによってではなく、あくまでも行動によって明らかにされるのです。
この続きは、次回に書きます。
【参考文献】
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