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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、今日、昼食を取りながら何気にテレビを点けると、TBS系列で『アッコにおまかせ!』という番組が放送されていました。
番組の総合司会を務めているのは、アッコこと和田アキ子さんですが、私が見たときには、丁度、北京オリンピックでのカーリング女子の活躍が話題になっていました。
その中で、和田アキ子さんが、
「彼女たちの話していることは、全部聞こえるんですよね」
という発言をされました。
すると、司会の峰竜太さんが、
「胸にマイクをつけているんですよ」
と和田アキ子さんに教えるように発言されました。
それに対して和田アキ子さんは、
「知っていますよ!」
と少しムッとしながら返事をされました。
その発言は、私には、
「そんなことぐらい知っていますよ!」
というニュアンスが含まれているように聞こえました。
ここに人間の劣等感があります。
つまり、和田さんは、峰竜太さんの指摘に対して、
「そんなことぐらい知っていないと自分は劣っているように思われる」
と感じ、
「そのことが自分の価値を下げる」
という思いに至ったわけです。
そこで、自らの劣等感を吹き払うために、
「知っていますよ!」
と少し語気を荒げて発言することに繋がったのです。
私たちが抱く劣等感は、
「胸にマイクをつけているんですよ」
という指摘に対して
「そうですね。みんなマイクをつけているんですよね」
と何気ない受け答えをすることを許してくれないのです。
これは何も和田アキ子さんだけに限ったわけではありません。
今回は、テレビの生放送でしたので、事なきを得ましたが、一般的には、このような些末な会話がやがては口喧嘩へと発展していくものです。
人は、常に、劣等な立場に立たされることに我慢ができません。
コミュニケーションにおいて、何気に相手を怒らせるような発言をしたときには、自分の発言が相手に劣等を感じさせるような内容になっていなかったか、今一度見直してみると、相手の怒りが理解できるかもしれません。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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