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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、私たちは、年を重ねると記憶力が落ちる、そのように思っています。
確かに、昔は、そのようにも言われていました。
脳細胞は、成人になると新しく生まれることはなく、どんどんと死滅していくだけだ、と言われていたのです。
しかし、最近の研究では、脳細胞は、年を重ねても新生されることがわかってきており、記憶力は、年を重ねても若いころと変わりがない、と言われるようになったのです。
それでも、年を重ねると、確かに記憶力が落ちたように感じます。
一体それはなぜなのでしょうか。
それは、意欲の問題だと言われる方がいます。
つまり、若いころは、入学試験や入社試験など、どうしても覚えなければならないことがあったので、無理にでも頭に詰め込んでいましたが、年を重ねるとともに、そのようにどうしても覚えなければならないことが少なくなっているからだということなのです。
即ち、年を重ねると記憶力を使う機会が減ってしまうことが要因なのだというわけです。
脳は、よく筋肉に譬えられることがあります。
使えば使うほど鍛えられて強くなりますが、使わないと衰えてしまう。
そのように譬えられます。
従って、年を重ねても記憶力を落とさないようにするためには、それを使うことが重要になってきます。
このとき、大切なことは、インプットすることよりも努めてアウトプットをすることだそうです。
記憶は、アウトプットされることによって、脳に定着するのだそうです。
昔から
「人に話せばよく覚えられる」
というのはそのためなのです。
あるいは、年を重ねると、なかなか思い出せないことが多くなります。
それも言ってみれば、普段からアウトプットすることを怠っているために、記憶の引き出しが開かなくなってしまっているのだそうです。
それゆえ、何かが思い出せないときなど、すぐにネットなどで調べるのではなく、極力思い出すように努力することが肝心なのだそうです。
そうすれば、脳の中でドーパミンが放出され、脳の思い出す回路が強化されるのだとか。
知はオープンエンド。
学べば学ぶほど、自分自身を高みへと連れて行ってくれます。
そして、その知識を使うことによって、たとえ年を重ねても、脳を鍛えることができるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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