ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、前回の記事の続きです。
前回の記事では、『STUDY HACKER』の記事を参考に、自信がない人が自分に自信がない状態をどうすれば改善できるのか、その対処法をご紹介しました。
記事では、次の６つの対処法を紹介しています。
１．理想を下げ、現状を肯定する
２．リフレーミングをする
３．自分の長所を書き出す
４．得意なことを究める
５．ポジティブなイメージトレーニングをする
６．ネガティブ・フィードバックから逃れる
この内の４番目までの対処法について、前回までに解説しました。
今日は、５番目以降の対処法について解説します。
５．ポジティブなイメージトレーニングをする
心理学者の渋谷昌三氏は、ポジティブな成功イメージを描くことも効果的だと述べています。
スピーチを成功させる自信がないなら、「会場に着いてから登壇するまでの流れ」や「壇上でよどみなく話す自分の姿」を詳細にイメージするのが効果的でしょう。
人間、大事な試合やプレゼン、大会などでは緊張するもの。
数をこなすことで場慣れはしますが、まったく緊張しない人はごく稀でしょう。
そのため、緊張しない方法を探すより、緊張をほぐす方法を探ったほうが現実的です。
このように脳内で “予行演習” することで不安を解消でき、「きっとできる！」という自信を養えることができます。
あるいは、成功者の伝記を読んだりサクセスストーリーの映画を観たりなど、他者の成功を追体験するのも有効です。
◆ポジティブなイメージトレーニングの例
- 身近にいる、何かを成し遂げた人に話を聞く
- 成功者の伝記や自己啓発本を読む
- サクセスストーリーの映画を観る
- 自分が成功する様子を想像する
多くのスポーツ選手が、実際にはカラダを動かさず、“頭の中で”カラダを動かすイメージを行うことによって、パフォーマンスを高め、戦術の理解を深めるトレーニングを取り入れています。
ポジティブなイメージトレーニングを繰り返し行うことにより、自分を高め、自信を取り戻すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
この続きは、次回に書きたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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