ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、前回の記事の続きです。
前回の記事では、『STUDY HACKER』の記事を参考に、自信がない人が自分に自信がない状態をどうすれば改善できるのか、その対処法をご紹介しました。
記事では、次の6つの対処法を紹介しています。
1.理想を下げ、現状を肯定する
2.リフレーミングをする
3.自分の長所を書き出す
4.得意なことを窮める
5.ポジティブなイメージトレーニングをする
6.ネガティブ・フィードバックから逃れる
この内の1番目と2番目の対処法について、前回までに解説しました。
今日は、3番目以降の対処法について解説します。
3.自分の長所を書き出す
前回では、自分の短所を肯定する試みをしました。
今回は、自分の長所にも目を向けましょう。
心理学者のガイ・ウィンチ氏は「自分の強みを確認するエクササイズ」として、次の方法を提唱しています。
◆自分の強みを確認するエクササイズ
- 自分の長所を考え、10個以上書き出す
- ネガティブな考えが浮かんだら、別の紙に書く
- 一番大事だと思う長所を選ぶ
- なぜ大事か、自分の人生にどんな意味をもつかを書く
- ネガティブなことを書いた紙をクシャクシャに丸めて捨てる
- 翌日以降、別の長所について4を行なう。1日1個のペースで続ける
強みを見つけるには、「平均的な人より優れているのは何かな?」と考えましょう。
重要なことは、トップエリートや成功者など、特別な人と比べてしまうことは避けるということです。
「長所といえば、本をたくさん読んでいるな。でも、ビル・ゲイツに比べたら全然だ……」などと考えては自信を失ってしまいます。
平均より少しでも優れているなら、立派な強みです。
これといった特技がなくても、「優しい」「まじめ」などの性格的な美点は必ず見つかります。
短所だと思っていた性質も、リフレーミングで長所に変えることが可能です。
どうしてもわからない場合、家族や親友に「私のいいところって何?」と聞いてみるのもいいでしょう。
自分が当たり前にできていること。
それが、自分にとっての長所であることが多々あります。
自分が苦にならずにできていることは何か、と考えるのも一つの方法です。
私たちは、自分の欠点を挙げるのは非常に得意ですが、自分の長所を挙げるとなると、非常に苦戦します。
それも言わば、自分の認識における欺瞞だと言えるでしょう。
自分には長所がないと思えば、前に進むことを回避する口実になるからです。
誰にでも長所はあります。
こんなことは長所にならないな、と思っていることでも、見方を変えれば長所になることもあります。
そして、自分の長所を挙げるというその行為そのものが、自信を取り戻す手助けとなってくれるでしょう。
この続きは、次回に書きたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
心理学教育の必要性と『気づきの思考法』を広める活動をしています。
↓ご協力のほど、よろしくお願いします。
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
自分を変えたい、今の人生を変えたいと思う方は、
幸せになるための気づきの思考法テキスト
「気づきの思考法養成講座ー総論ー」を読んでください。
→コチラ をクリックしてください。