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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、私たちは誰しも、ときにミスを犯します。
そして、私たちは、失敗すると
「自分はダメな人間なんだ」
と自分自身を責めます。
ここに、人間の意味づけの世界があります。
なぜなら、失敗したということと自分はダメな人間だということには、何の関係もないからです。
失敗したからと言って、決してダメな人間であることはありません。
人は誰しもミスを犯すものであり、
「今まで失敗したことなど一度もない」
という人などいないことでしょう。
しかし、私たちは、それを結びつけて考えます。
そのようにものごとに意味を与え、評価し、事実を歪めて認識するのです。
人が事実を歪めて認識するのは、そのほうが、その人にとって都合がいいからです。
失敗した自分をダメだと認識すれば、その人は、行動すること自体を回避したり、あるいは自分の殻に閉じこもったりするようになるでしょう。
そうすれば、もはや失敗することはありません。
そのようにして、その人は、自分自身の作った世界の中で生きるようになります。
そうして、自分はダメな人間なのだ、ということを行動しないことの言い訳にできるのです。
私たちは、現実の世界に生きているのではなく、現実を自分なりに歪めた認識の世界の中で生きています。
それゆえ、自分がどのように現実を歪めているのかに気づくことができれば、今の苦しみから逃れることができるようになるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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