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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、
「やられたらやり返す。倍返しだ。」
これは、かつて一世を風靡したドラマの主人公の決め台詞です。
自分を陥れた相手に復讐する。
このような復讐劇は、ドラマや映画でよく描かれるテーマです。
主人公が復讐を果たすとき、観ている者はスカッとするものです。
しかし、実際問題としては、どうでしょうか。
確かに、ドラマとしては面白いかもしれませんが、ただこれでは、問題は何一つ解決しません。
自分を陥れた相手に復讐したところで、今度は、自分が相手に復讐される立場に立ったに過ぎないのです。
そして、いつしか、相手に再び足元を掬われる、その繰り返しです。
復讐は、それを達成したところで、やがては、それも虚しさに変わり、その後は、今度はいつ自分が倍返しされるのかと、常に不安と背中合わせ。
決して心が休まるときがありません。
負の連鎖とは、そういうものです。
自分が悔しい思いをさせられたとき、本当に倍返しすべき相手は、悔しい思いをさせられた相手ではなく、それは、自分自身であるべきではないでしょうか。
つまり、自分の実力を2倍にも3倍にも向上させる努力をすることではないでしょうか。
あなたの実力が2倍にも3倍にも向上すれば、周囲の誰もがあなたのことを認めることになるでしょう。
そうすれば、相手にしてみても、もはやあなたには太刀打ちできないと認めざるを得なくなるでしょう。
そうなれば、もはや復讐をする必要はなくなります。
もし誰かを見返してやりたいと思うのなら、相手を陥れるのではなく、自らの実力を向上させて相手に自分を認めさせた方が、面白いのではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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