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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、海の向こうのメジャーリーグでは、連日、大谷翔平選手の活躍が報道され、彼の動向にファンの注目が集まっています。
もはや彼の二刀流を批判する者さえいなくなってしまいました。
今後の彼の活躍に大いに期待するばかりです。
メジャーリーグと言えば、かつて、同じようにメジャーで活躍した選手に上原浩治という投手がいました。
彼は、レッドソックスに所属していたことがあり、ワールドシリーズを制覇し、世界一に輝いたこともありました。
また、全盛期には、12試合にまたがり、打者37人を連続アウトにするという記録を作るなど、抑えとして目覚ましい活躍をされました。
そして、リーグ優勝決定シリーズで、日本人投手として初のMVPにも輝いたこともありました。
彼は、中学、高校時代は、ほとんど無名の選手で、一浪して入った大学から投手としての頭角を現した、いわば遅咲きの選手。
自らを雑草に譬えた『雑草魂』という彼の言葉は、そんな彼の野球選手としての姿を現していました。
彼は、テイクバックが小さく振りが速い独特の投球ホームが特徴で、テンポよくどんどんとストライクを投げ込んでは、打者を追い込んでいくタイプの投手でした。
彼には、ずば抜けたスピードボールがあるわけではなく、また、七色の変化球を操るわけでもありませんでしたが、制球力抜群のストレートと数種類のスプリッター(日本で言うところのフォークボール)を巧みに投げ分け、打者を打ち取っていきました。
その投球術は、まさに圧巻と言えるものでした。
彼の活躍は、私たちに、たとえずば抜けた才能がなかったとしても、自らの能力を最大限に生かすためのたゆまぬ努力と、自らの能力を最大限に生かすためのものごとの捉え方次第で、人が頂点に立てることを大いに教えてくれました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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