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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、今日は、心理的な面からダイエットについて考えてみたいと思います。
もしダイエットをしようと思うのなら、一人で食事をしなさい。
人は、一緒に食べる人の人数が多ければ多いほど、
食べる量が増えるというデータがあります。
また、人と一緒に食べるならば、
自分より小食の人と一緒に食べるようにしなさい。
人は、他人に同調する傾向があるため、
自分よりたくさん食べる人と一緒に食事をすると、
相手につられて自分もたくさん食べてしまう傾向があります。
逆に、自分よりも小食の人と一緒に食事をすると、
相手につられて食が細る傾向があります。
あるいは、もしダイエットをしようと思うのなら、
大きな器にたくさん料理を入れるのではなく、
小さな器に少なく料理を盛るようにして食べなさい。
これに関しては、
干からびてまずくなったポップコーンを使った面白い実験があります。
干からびてまずくなったポップコーンをLサイズとMサイズの容器に入れ、
映画館の観客の半分にはLサイズを、
残りの半分にはMサイズを無料で配ったところ、
Lサイズを受け取った観客の方が、干からびておいしくないにもかかわらず、
Mサイズを受け取った観客よりも平均して多くの量を食べていたそうです。
そして、Lサイズを受け取った観客に、
「容器が大きいからたくさん食べたのか」と質問すると、
「そんなことにはだまされない」という回答が返ってきたそうです。
人は、大きい容器に入れられた食べ物は、
無意識のうちにたくさん食べてしまう傾向があるようです。
家族団欒を犠牲にして、ひとりで小さいお皿に少量だけ盛った食事を食べる。
ダイエットも辛いものですね。
本当は、食事制限などの無理なダイエットをするよりも、よく食べて、よく運動することが一番いいんですけどね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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