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心理コンサルタントの白瀧です
さて、ブログに記事を書いていると、
「わかりづらい」
というご指摘をときに受けることがあります。
また、
「こういう風に書かれたほうがいいですよ」
と勉強になるご意見をいただくこともあります。
このようなご指摘は、自分の行動の目的を知る上で、とても有り難いものです。
なぜなら、人の行動には無意識的な目的があり、ブログに記事を書くのにも、当然のことながら、その無意識的な目的が隠されているからです。
このとき、人に何かを伝えたい、という強い目的があれば、その文章は、読み手に非常に分かりやすいものになるでしょう。
しかし、このとき、その目的が、
「自分は、こんなことを知っているんだぞ」
という、ただ自分の知識をひけらかすことだけが目的だとすれば、その文章は、読み手には分かりづらい、単なる自己満足な文章になる可能性があります。
私の場合は、後者の目的が色濃く反映されている文章が少なからずあるようです。
気をつけていきたいものです。
また、人の行動の無意識的な目的は、矛盾した行動を見れば、見つけることは容易かもしれません。
たとえば、人の意見に反論ばかりされる方がいらっしゃいます。
この方の目的は、あくまでも相手との競争に勝つことであり、議論することではありません。
そのために、このような方の論点は、反論するたびにずれていくものです。
あるいは、親が子どもの行動を注意したとき、親自身が同じ行動を取っていて、そのことを子どもに指摘される場合があります。
こんなとき、親は、
「大人は大丈夫なの」
と矛盾したことを言いますが、この場合も、親の目的は、子どもに何かを教えることではなく、子どもを支配して言うことを聞かせることが目的なので、自分の行動は棚上げするという矛盾が生じてしまいます。
他人の反応は、自分の行動の無意識的な目的を知る大いなる手がかりです。
相手が負の反応を示せば、自分の行動には、相手の負の反応を引き出す無意識的な目的が隠されていると言えるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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