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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、先日、女優の新垣結衣さんとシンガーソングライターで俳優の星野源さんが、結婚を発表されました。
コロナ禍で暗いニュースが続く中、久しぶりにおめでたいメディアの一報に接し、心が和む思いがしました。
メディアと言えば、ときに彼らは、芸能人などのプライバシーに過度に踏み込み、それをニュースとして報じることが多々あります。
メディアの論理からすれば、それは公共性のあることであり、やむを得ないことだということのようです。
芸能人やスポーツ選手のプライバシーに関しては、彼らが公人である以上、それが制限されるのは仕方がない、という考え方があります。
この考え方は、最高裁の判例でも支持されています。
しかし、彼らは、有名人ではあるが、果たして公人なのかと問えば、私は疑問に感じます。
彼らはただ、自分たちの芸や能力などを売り物にして商売をしているだけであって、別にプライバシーを売り物に商売をしているわけではありません。
最近では、SNSなどによって、自らのプライバシーを売り物にしている有名人も見受けられるようになりましたので、そのような有名人には、プライバシーがないと言えるかもしれません。
しかし、多くの有名人は、別にプライバシーを売り物にしているわけではありません。
それは、一般の人たちと変わらないところであり、その点では、一般の人たちと同じようにプライバシーは保護されて当然だと私は思います。
彼らのプライバシーには、公共性があるのではなく、ただ単にメディアが売れると思うネタがあるというに過ぎません。
公人という点で言えば、公務員や官僚のほうが、まさに公人であると言えます。
それゆえ、彼らの不正をもっと暴くことの方が公共性があると考えています。
言論の自由とは、他人のプライバシーを暴く権利ではありません。
現在のメディアは、弱い者を吊し上げ、強い者にはゴマをする、それが言論の自由であり、メディアの公共性であると勘違いしているようです。
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